ハンカチノキ(ハンカチの木);
中国南西部1500m以上の高山に自生する珍しい木。
ハンカチの様な大きい総包片の中に小さな球状雄花が集まり、
緑色の子房の先に1個のラッパ状の雌花ができる。
日本では、小石川植物園に初めて植栽されたと言われている。
果実が熟して(紫緑色)落ちると、種が自然発芽して立派な木に育つ。
新エングラー体系は、ハンカチノキ科。APG植物分類体系では、:ミズキ科。
ハンカチノキの花序は、必ず太陽と花の間にあって、日傘の役割をしている。
この白い“日傘”にはフラボノイドと呼ばれる成分が多量に含まれている。
フラボノイドには生物に有害な紫外線を吸収する働きがある。
“日傘”は太陽光の中から選別的に紫外線だけをカットし、
可視光だけを通過させる“すぐれもの”、と筑波実験植物園研究者が解明した。
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椅子に座りっぱなしの生活を続けてしまい、股関節を痛めてしまった。
相棒が、散歩に引っ張りだしてくれた。瓔珞玉紫陽花の季節でもある、と。
春、種々の紫陽花が咲き誇る場所の近くに面白い樹がある。
この公園で未だ咲いているのに出会ったことがない「ハンカチノキの花」。
その熟した果実を見ることが出来た。
「2019/10/06麻溝・相模原公園」