“庭の花歴”《襍観・/・点描‘16-9》

葉の形状が、何ともかわいい。
ツタバウンラン(蔦葉海蘭) ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)
学名:Cymbararia muralis
別名:キンバラリア、ツタガラクサ(蔦唐草)
健気な浮釣木の花。

首都圏に降雪が在ると大混乱を引き起こす。
我が家の庭に咲いていた小さな花も雪に埋もれぐったりと。。。!
花は、うつむき加減、生気が無い。
その一方、季節・天候に左右されず元気に顔を魅せる花。
どちらを眺めても愛おしい。
*  *  *  *  *
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
一年草もしくは多年草.無毛で,茎は細くて地上を這い,長さ10~40cm.
所々で不定根を出す.葉は掌状に浅く5~9裂,脈は射出.
花冠は白~淡青色で暗紫色のすじがあり,長さ7~9mm,上下2唇に分かれ,
上唇は2裂して直立,下唇の背面には2個の黄色いふくらみがあって花口をふさぐ.
花冠の後端は距となる.雄ずい4,雌ずい1.果実(さく果)は径5~6mmの球形,
長絵によって下垂,熟すと裂ける.種子は径1mm弱,黒色~褐色で不規則なしわを持つ.
生息環境:道端・住宅街などの石垣のすき間,小川の岸辺など
繁殖生態:繁殖期:花期は春~初夏
国内移入分布 北海道~本州 国内分布図
侵入経路 園芸植物(ロックガーデン用に)として
侵入年代 大正初年(1912年)
「国立環境研究所、侵入生物データベース」より

情報元でお分かりのように外来繁殖植物に指定されている。
ちょっとした悪者扱い・雑草などと呼ばれているが??
可愛い植物であると思って止まない^^)。
ウンランやホソバウンラン、マツバウンランの仲間で葉がツタの葉の形をしている。
ムラサキサギゴケやトキワハゼと見間違うが、葉の形が違う。

*  *  *  *  *
下の画像は、ご存知!!浮釣木。
何回か、ブログルで記したことがある。
その折のコメントでmoonさんが1年中咲くと教えて下さった。
鉢植えを地植えにしたのだが、ほんと^^)次々と1年中花が付く。
あめにも・・ゆきにも・・かぜにも、負けない健気な花だ。

早いもので「立春」、身近な里山・・・今年は未だ探訪していない。
久しぶりに・・・活字とにらめっこ。復調してきた、身体が軽い。。。!



「大和市居所 2016/1/26~2/04」



#花

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