“春爛漫(1)”《襍観 ・/・拈華微笑6》

エビネ(海老根) ラン科(自生種のエビネか否か??)
江戸中期には園芸種が沢山、作られたらしい。
『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、
他偷草(ゑひねさう) 末。花形鈴のごとくさがる、故ニ鈴ふり草共いふ。色うす黄、葉ハ白らんのごとし。近頃(さいつころ)相州の在郷へまかりしに農家に此草植てなり。名を問侍れハ、かまがミさうと申き。是も鈴ふりの心か。花黄色成ハなんきんゑびねといふ
カジイチゴ(梶苺) バラ科  別名;トウイチゴ、エドイチゴ
民家園に植栽されてる落葉低木。何故か好きで年中観察している。
日本産キイチゴの代表格、果実はさっぱりとした酸味^^)。
ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科
別名;ヨシノシズカ(吉野静)、マユハキソウ(眉掃草)
ヒトリシズカには花びらがない。白いブラシに見えるのは雄しべ。
雌しべは雄しべの根元にある。花弁も萼もなく、蕊のみと変わった花。
『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、
「やゆはき草 中末。ちいさき草也。
花形ハ宛(あたか)女中化装の具のまいはきのごとし。色白し」
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科
薄青紫の花が幾重にも重なったさまが十二単に似ているとか!?!
薄い青白い花とか環境によって花色が変化するのも探し街がある。
園芸種は良いとしても、困ったことがある。
同属のセイヨウキランソウをジュウニヒトエと称するので、花壇等で混同する。


早い、あっという間に皐月・5月に入ってしまった。
四月に出会った花々、毎年同じ種類だが趣が異なる。
時間の制約があって近間しか行けなかった。
それでも新鮮に・・初めて出会ったかの様に映る花々!!
煩雑な人間関係から離れて目の前にある野草。
只々見るだけで満足だ。

「2015・4.。。大和市泉の森周辺」

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