“猿滑りの実”《襍木 ・/・古往今来341》

子供時代から庭の手入れをしてくれた庭師のおじさん。
色々と教わった記憶がある。他界されて10年以上になる。
同時に庭は、野放図に・・・。お陰でサルスベリの実を識った。

サルスベリ(猿滑り) ミソハギ科(Lythraceae)
学名:Lagerstroemia indica L.
《百日紅(ヒャクジッコウ)》とも書く。

古い樹皮が剥がれ、木の幹(樹皮)が赤褐色でつるつるに、
猿も滑って落ちる!?!というのが名前の由来。
また、花期が長く100日ほど咲いていることから百日紅とも呼ばれる。
観賞用として渡来したからか??庭師は、花が終わると枝を剪定してしまう。
俗称や別名が多いことでも知られているサルスベリ。
怕痒樹(はくようじゅ)などとも呼ばれる。
「幹を手で掻くとかゆがっているのか?くすぐったがっているのか?
風もないのに枝葉が震え・・・花が笑い動くと・・・・・
そんな由来で・・クスグリノキ コトコトノキ。
鹿児島県の方言で、サルスベリのことを「擽木(くすぐりのき)」という由。
「ナマケノキ」とも呼ばれるとか??
春の芽出しが遅い事、秋の黄変や落ち葉が早いことからと!?!


3月9日誌「鎌倉市一の谷」

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