“照葉野茨”《襍樹 ・/・古往今来240》

花期も終わりに近いか??かなりくたびれていた!!

テリハノイバラ(照葉野茨) バラ科(Rosaceae)
学名:Rosa wichuraiana Crep.
;Rosa luciae Rochebr. et Franch. ex Crep.
英名:memorial rose

テリハノイバラの実、ノイバラやヤマテリハノイバラ同様、赤い実をつける。
日本固有の野生種のバラ。海岸・砂浜に生えるものは、地面に茎を這わせる。
野茨は、僅かに赤み・クリーム色がかった花もあるが、テリハノイバラは純白。
ノイバラに似るが、葉に光沢がある。茎は鉤形の刺がある。
葉は互生し奇数羽状複葉で小葉は2~4対。
小葉は表・裏とも無毛、革質で、光沢があり、ほぼ円頭、鋭く粗い鋸歯がある。
托葉はやや厚みがあり、幅が広く、上部の裂片は三角形状。
腺毛は托葉の鋸歯の先などにあるが少ない。
萼片に明瞭な小裂片があるのが特徴的である。
花はやや大きく、直径約3㎝。果実は直径約7㎜の卵球形。
花期はノイバラより遅く開花する。
花期は、6~7月。つる性で落葉低木。
自生生育場は、海岸から高山の川原、草地までと広く分布している。
日本固有種で本州(宮城県以西)、四国、九州、沖縄で見られる。
葉は互生。長さ4~9cmの奇数羽状複葉で、小葉は2~4対ある。
頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさ。
小葉は長さ1~2cmの楕円形または広倒卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。
先端は丸いものが多いが、尖るものもある。
革質で厚みがある葉は、両面無毛で表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。
側小葉に柄は殆どない。
托葉は緑色で下部が葉柄と合着し、ふちに先端が腺になった鋸歯がある。
枝先に芳香ある白花が数個つく。花は直径3cm位。花弁5個。雄蕊多数。
花柱は柱状に合着し、有毛。萼片の内面には短毛が密生する。
果実は萼筒が肥大した偽果で、先端に花柱や萼片の一部が残る。
直径8mm前後の卵球形で10~11月に赤く熟す。
偽果のなかに入っているそう果は、長さ5mm程度。花期は6~7月。

こんな観点から、“照葉野茨”と思われる。

11月27日誌「真鶴半島三ツ石2014・11・10」


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