ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科(Balsaminaceae)
学名:Impatiens textori Miq.
別名:ムラサキツリフネ
茎は直立し茎高50-80cm位。多汁質でよく分枝し、節は太くなる。
葉は長さ4-18cm位の卵形で互生。葉腋から斜上し花序に7-8花を咲かせる。
花は径3cm位の紅紫色。花柄に赤紫色の腺毛がある。
さく果は披針形で熟すと種子をはじき飛ばす。山麓・谷川等、湿ったところを好む。
山梨県の御坂峠、トンネルが出来て峠越の旧道はほとんど車が通らなくなった。
太宰治の短編『富獄百景』に「富士には月見草がよく似合ふ」とある。
御坂峠の道路脇は野草の宝庫になった。ここのツリフネソウは、見事だ。
花茎の下部に毛のないものをナメラツリフネソウと呼ぶ。
(トガクシツリフネ Impatiens textorii f. nudipedicellata)
泉の森には、キツリフネの群落が数箇所あるが、この ムラサキツリフネは余りみない。
水車小屋の脇、1箇所で確認できた。
9月15日誌「大和市泉の森」
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