今春の森・里山に嬉しい光景が、繰り広げられている。
人の余り通らない、ある場所には驚いた。
がしかし、皆さんが通る小道脇にもとっても多く見受けられた。
日差しの具合を見計らって目的の花園を目指すと、、、!!
そこは、何とも幽玄な世界に思えた。
「きんらん・キンラン・金蘭」
かつては、里山雑木林で極普通に見られたこの可愛い花。
昨今の乱開発で野生自生地が激減している。
そんな不安の中で、今年は驚くほどにあちこちで。
近寄って見ると、全きラン科の形を見せる。
何とも愛らしい。
林の全体像をお見せしたいが、場所を特定できてしまうので!!
アップ画像にする。撮り手が未熟で最良画像をお見せ出来ない。
キンラン(金蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera falcata (Thunb. ex Murray) Blume
山や丘陵地の疎林下(日陰)に自生する。花期は5月。
高さは30-70cm。葉は5-8個で互生し、広披針形、長さ8-15cm、幅2-4cm。
葉縁は全縁で基部は茎を抱く。
側花弁は短く、卵形。唇弁の基部は筒状で距となる。
葯室は長く、2個の長楕円形の花粉塊を入れる。
花は晴天の時に開き、曇りや雨の日は閉じてしまうらしい。
自然分布;本州・四国・九州/朝鮮・中国に分布。
絶滅危惧ランク:絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
5月03日誌「大和市泉の森5/03」