8月
2日,
2012年
「顎無し」アギナシ
同属の植物でもまったく乖離する花の名前。然るに面白いこともある。
先日散歩に連れ出してくれた御仁は、この季節だからと少し高所につれていってくださった。
そこで見つけたのが題名の“「顎無し」アギナシ”日本列島と朝鮮半島に分布する多年草、湿地に生えると資料にあります。オモダカによく似ています。それもそのはず、オモダカ科オモダカ属(Sagittaria aginashi)ですから。
花のめいめい等は、色々な資料にありますので省くとして。。。
この花は、湖岸、沼、放置水田等の湿地に分布する。でも野生のアギナシは、減少の一途である由。首都圏・・・土地開発が進み宅地化された環境では中々見られなくなった。
同時に昆虫等も少なくなっている。今住まい居るところは、比較的良い自然環境があるのかもしれない。未だに“すずめ”の飛び交う姿、うるさいくらいの夕暮れの鳴き声が聞かれる。自然生態系が崩れて、一番困るのが人間であることを真摯に思う感覚がないですね。気づいていないのかもしれない。
更には、単に天災で済まされないのが、原発問題だろうと思います。
自然界のそれぞれの生き物は、復元能力を有している。その中で動物・とりわけ人間と言う高等動物は、もっとも弱い立場であることを認識したいものだ。謙虚に真摯に己を見ないといけないと花々を見ていて感じた。
ワオ!と言っているユーザー
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