7月
16日,
2012年
仏蘭西・南西部のお菓子。
レースも後半に入りスペインとの国境近くのピレネーの山間に突入です。
仏蘭西は、りんごの産地としても有名です。
マルセイユには、有名なアマチュア自転車ティーム「ヴェロクラブ・ラ・ポム・マルセイユ」があって・・僕らには、「リンゴクラブ」で通っています。今回のツールには出ておりませんが、オリンピック日本代表(ロードレース)の別府史之君もこのリンゴクラブから頭角を現したレーサーです。
そんな南西部でのリンゴを使ったお菓子に「クルスタッド・オー・ポム」
(Croustade aux Pommes)があります。
りんごを薄い生地で包んだクルスタッド・オー・ポム、フランス南西部の広い範囲でごく普通にみられる。クルスタッド・オー・ポムは、アラブのパティスリーがルーツだとか。フランス南西部は、8世紀ごろまではアラブの領土だった。そのころからある伝統的なお菓子。この生地は女性が作るのが伝統だそうだ。中近東ではアーモンドクリームを包んだり、甘いシロップに浸して食べたりもする。また、この生地は、オーストリアやイタリア、ドイツなどの西ヨーロッパでつくられているアップルシュトゥルーデルにも使われる。フランス南西部・ミディー・ピレネー地方はフランスで3番目のりんごの産地。
ふちがピンク色になるりんごの花は、フランス人が春の訪れを感じる花だといわれ、日本人にとっての桜のようなものだとか。
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