内倉憲一 ニュースレター Vol. 259 スマートフォンで何でも済ませる日本の社会
11月
16日
スマートフォンで何でも済ませる日本の社会
アメリカでは多くのことがPCとウェブブラウザーを使って行われていますが、日本はスマートフォンを中心にしてほとんどのことが処理されているように感じます。私も最近の日本出張で、PCの代わりにスマートフォンを多用しました。そこで、なぜ日本ではPCの代わりにスマートフォンとアプリの組み合わせが好まれるのかを考えてみました。
まず、日本にはPCを利用するための設備が整備されていない場面が多いです。これは自宅でも同様です。今回宿泊したビジネスホテルで特に感じました。要するに、PCを広げたり、書類を整理するためのスペースが限られているのです。
また、車を運転しない時は、電車、バス、タクシーなどでスマートフォンを使ってメールやチャット、SNSの確認、動画などを楽しむことが一般的です。そのような状況では、PCの使用は限られます。また会社のPCは個人的な用途には使えないため、多くの人は仕事中でもスマートフォンを利用して情報にアクセスします。
この状況を踏まえると、日本の環境では、スマートフォン向けのアプリケーションを使用することが好まれる傾向があります。サービスやシステムを日本向けに開発する際には、スマートフォンに焦点を当てることが重要であると感じました。私自身、大画面のPC(私はMacユーザーです)を好むこともありますが、スマートフォンではアイデアの閃きや作業が行いにくいこともあると実感しました。
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内倉憲一(うちくらけんいち)
PSPINC の提供するインターネット関連サービスで
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