昔インターネットでこれほど情報が飛び交わされなかったころ、ビジネスはリーダーになるのではなく、成功しそうなビジネスを資本金を使って真似して世に出した方が良かった時代があった。例えば松下電器(パナソニック)がSONYを自社の研究開発室だと言ったようなジョークまであった時代があった。また、マイクロソフトは今でも成功した会社の真似を使用としている。何も特徴のない、Bing, MSN Live やクラウド、そして携帯電話がその良い例だろう。
しかし、今は誰かの真似をして大きくなれる時代ではなくなった。少なくとも大きく離されてからでは追いつけない。その良い例が BORDERS の倒産に繋がってきているように思う。本の販売は AMAZON, BURNS & NOBLE, BORDERS の3つが3本柱、でもその中で最もインターネットで成功しているのが AMAZON。そしてそれをおかっけようと BURNS & NOBLE が E-Reader を発売している。
この電子化に全くついていけなかった。いやついて行かなかったのが BORDERS ではないだろうか。新聞社も厳しい状況にある。どのビジネスも同じだ。技術的な研究開発をしているかしていないかがこれからの生き残りの鍵になる。私の会社も私の道楽で色々なものを作ってはゴミ箱に入れていることが少なくない。でも、これはもしかしたら大切な事なのかもしれない。
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