押入れ整理をして、もう少しで終わる頃になって、
近所のHさん(歳を今日知った。御年88歳。しかも一人暮らし。)が
ひょっこりやってきて、自転車がパンクしてしまって使えないと言ってきた。
パンク修理に出したんですか?と聞いたら、
パンクして使えないとしか言わず、それが何度かリピートする。
あぁ、そうだった、こっちの話はほぼ聞かずに
自分の言い分しか言わない人だった事を思い出した。
1週間前に自転車のタイヤがパンクして、
どこにも行けない、食べ物を買いに行けないという事だった。
その後も買い物に行けない事を永遠に話すので、
そのHさんの独り言に近いような会話を遮って、
俺の話を聞いて!と10回位言ったら、聞いてくれて、
Hさんと一緒に、自転車を買いに行きましょう!と話した。
そこからまた、買い物がどうとかを永遠リピートする一人語りになったけど、
また10回位、一緒に自転車を買いに行こう!と言って、
一人語りから抜けて、自転車を買う会話になった。
自分の軽トラにHさんを乗せ、近場のホームセンターに行き、自転車を物色。
ところで所持金はあるのか?確認すると、大丈夫そうだったので安堵。
どうやら値段で自転車を決めたい様子で、一番安いものにしたい様子。
一番安い値段の自転車は2台あり、1台は27インチ、もう1台は24インチのもの。
自転車の大きさは見ず、値段しか見ていない。
意外に長距離を移動するHさんなので、タイヤサイズが大きい方がいいと思い、
27インチのものを勧めた。それで納得してもらった。
会計をしようとして、レジに並ぶと、現金は無いがキャッシュカードはあるから、
あなた(店員)、これで引き落として来て欲しいと言う。
当然に店員は拒否するので、自分が付き添ってATMに引き落としに行った。
話を聞くと、自分でATMを操作した事がないらしい。
今まで誰かにATMを操作してもらっていたようだった。
その後にカスタマ部の店員とも自転車保証の事で話が何度もリピートするので、
勝手とは思ったけど、自分が話を遮って、この保証でというお願いをして事なきを得た。
その後に食料品を買い、Hさんの自宅まで行き自転車を納車して
自転車&食料品の買い物は無事に終えることができた。
明日からはHさんが自転車で食料品購入や用事にでかけられるから
良かったのかとは思う。