書籍名~ <自分を見つめるもうひとりの自分> 著者~ 柳田 邦男(やなぎだ・くにお)さん~NHK記者を経て、作家 発行所~ 佼政出版者 <編集者コメント>から抜粋 柳田さんは、常に全国を講演に歩いている。 自死の問題・親子関係・絵本を読む大切さ。 そして、心傷ついた人たちの話しに耳を傾け、苦しみ悲しみをかかえながら、よくぞ今まで生きてこられましたね。 今、生きている自分を褒めてあげてくださいと語りかける。 <自分を見つめる・・>に惹かれて借りてきました。 月刊誌に掲載された<エッセイ・30数編>を、まとめた内容ですが・・ 一つ一つが、<なるほど・・そうですね・・>共感する内容に溢れています。 <時には・小休止も・・> 大切な人を亡くしたり、仕事に失敗したり、何か大きな人生の挫折感にとらわれたり して、生きるのが辛くてたまらないという状況に陥ると、多くの人は、自分を冷静に見ることができなくなってしまう。 そのようなj状態のときは、特効薬はないが、私は<小休止>という心得が案外有効ではないかと思っている。 人間は疲れたら休養が必要だ。 山登りをしている時に、足が疲れてだるくなったら、しばし休憩して涼風に当たっていると、筋肉に酸素が補給され、再び脚力が戻ってくる。 心の疲れも同じだと思う。 心の<小休止>が、必要なのだ。 著者の柳田さんは1936年生まれ・・ 小生より少し年長ですが・・同世代の先輩の話は、70数年の人生を<リセット>するのに大いに役立ちました。