<時には(小休止)も大事>
6月
19日
著者~ 柳田 邦男(やなぎだ・くにお)さん~NHK記者を経て、作家
発行所~ 佼政出版者
<編集者コメント>から抜粋
柳田さんは、常に全国を講演に歩いている。
自死の問題・親子関係・絵本を読む大切さ。
そして、心傷ついた人たちの話しに耳を傾け、苦しみ悲しみをかかえながら、よくぞ今まで生きてこられましたね。
今、生きている自分を褒めてあげてくださいと語りかける。
<自分を見つめる・・>に惹かれて借りてきました。
月刊誌に掲載された<エッセイ・30数編>を、まとめた内容ですが・・
一つ一つが、<なるほど・・そうですね・・>共感する内容に溢れています。
<時には・小休止も・・>
大切な人を亡くしたり、仕事に失敗したり、何か大きな人生の挫折感にとらわれたり
して、生きるのが辛くてたまらないという状況に陥ると、多くの人は、自分を冷静に見ることができなくなってしまう。
そのようなj状態のときは、特効薬はないが、私は<小休止>という心得が案外有効ではないかと思っている。
人間は疲れたら休養が必要だ。
山登りをしている時に、足が疲れてだるくなったら、しばし休憩して涼風に当たっていると、筋肉に酸素が補給され、再び脚力が戻ってくる。
心の疲れも同じだと思う。
心の<小休止>が、必要なのだ。
著者の柳田さんは1936年生まれ・・
小生より少し年長ですが・・同世代の先輩の話は、70数年の人生を<リセット>するのに大いに役立ちました。