6月
29日,
2022年
リーダーに不可欠な自己認識力(Day3)「『自己認識』なぜリーダーに必要なのか?」
最近、私の頭の中でぐるぐる回っているビジネスワード、
「自己認識力」
エグゼクティブコーチとして社長や役員、管理職と関わる中で、当然
「リーダーシップとは?」
「リーダーとは、どうあるべきか?」
という問いを日々追いかける中で、この
「自己認識力」
というものにぶち当たりました。
今日はその三回目。以下のような流れで書き進めていきます。
1章:自己認識力とは何か(完了)
2章:なぜリーダーに「自己認識力」が不可欠なのか(本日)
3章:自己認識力の低いリーダー vs. 高いリーダー
4章:自己認識力を身に付けるメリット
5章:どのように自己認識力を高めるか
【2章:なぜリーダーに「自己認識力」が不可欠なのか】
1.自己認識(セルフアウェアネス)に関する研究が示す点は以下の通りです。
(1)自分について明確に認識している人は、より自信があり、より創造的で、より適切な判断をし、より強い人間関係を築き、コミュニケーション能力が高い。
(2)嘘をついたり、騙したり、盗んだり可能性が低く、仕事のパフォーマンスが優れ、昇進しやすい。
(3)そして、有能なリーダーであり、その部下の満足度は高く、会社に収益向上にも貢献している。
2.ハーバード・ビジネス・スクールの教授であり、メドトロニックの前CEOのビル・ジョージ氏によると、自己認識こそがリーダーシップの出発点だという。
即ち、周りの人を動かして何らかの成果を上げるためには、まずは自分の強さと弱さ、思考や感情、価値観をその時々で認識する必要がある。これが自己認識である。
3.リーダーが効果的にリーダーシップを発揮できるかは、
(1)リーダーが自分自身をどれだけ理解しているか、
(2)他の人が自分をどのように見ているか、
(3)自分と他者の間の相互関係をどのようにマネージできるか、
に係っている。
いかがでしょうか?
ではまた次回!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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