7月
1日,
2022年
リーダーに不可欠な自己認識力(Day4)「自己認識力の高いリーダー vs. 低いリーダ―」
最近、私の頭の中でぐるぐる回っているビジネスワード、
「自己認識力」
エグゼクティブコーチとして社長や役員、管理職と関わる中で、当然
「リーダーシップとは?」
「リーダーとは、どうあるべきか?」
という問いを日々追いかける中で、この
「自己認識力」
というものにぶち当たりました。
今日はその四回目。以下のような流れで書き進めていきます。
1章:自己認識力とは何か(完了)
2章:なぜリーダーに「自己認識力」が不可欠なのか(完了)
3章:自己認識力の低いリーダー vs. 高いリーダー(本日)
4章:自己認識力を身に付けるメリット
5章:どのように自己認識力を高めるか
【自己認識力の低いリーダー vs. 高いリーダー】
では、「自己認識力」の低いリーダーと高いリーダーとでは、何がどのように異なるのでしょうか?
これまで書き綴った事柄とも一部ダブりますが、それぞれの特徴をまとめて対比してみましょう。
〖自己認識力の低いリーダー〗
・自分というものや現在の立ち位置など「現状」の認識に正確さを欠くため、ゴールまでの道筋が見えずらい。
・好き・嫌いという個人的観点で意思決定をしてしまいがちで、リーダーとしての役割をきちんと果たせない可能性がある。
・自分という人間を理解しようする意識が薄いことから、同様な視点で他人を理解しようとする意識が薄い。
・自分は他人にはどう見えているか、という視点が乏しいため、様々な判断が「自分の意図」という視点でなされてしまう可能性がある。
〖自己認識力の高いリーダー〗
・自分が何者かを理解していて、弱みや不足している部分も認識しているので、他者の意見を積極的に受け入れることができる。
・周りの人たちの力を引き出し、発揮させることができる。
・自分の不足分や至らない部分を、他人の言葉や助言に耳を傾けることで補おうとするので、チームやグループ全体で成果を出すことができる。
皆さんの周りのリーダーは、いかがでしょうか?
それでは、また次回!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお