5月
1日,
2022年
雑談の勧め(Day4)「関係構築の武器かも?」
「雑談の勧め」というタイトルで書き綴っています。
今日はDay4、
【4.雑談は人間関係の構築ツール】
職場の部下たちの「仲間入り」するために、私が試みたのは
「部下一人一人の話を聴く」
ということだ。
当たり前?
と感じるかも知れない。
部下たちの話、というのは仕事に関する話だけではない。いやむしろ
仕事とは無縁の雑談、世間話
を丹念に聴く、ということである。
通勤電車の車内での出来事、天気の話、昨晩観た歌舞伎の話、お隣さんのごみの出し方について........
女性部下たちはこういう話が好きだ。
「こういう話をする意味や目的は何か?」
と私は何回となく考えた。
しかし当時の私には、どう考えても意味や目的を見つけられなかった。後からやっと分かったこと、それは、
「話をすること自体」に意味や目的があるからだ。話をしてその成果として何かを得ようとしているのではない。話す行為自体に目的がある。
これは後々、コーチングを学ぶことでなお一層、腹落ちした事実だ。「オートクライン」という現象である。
そして、この理論を理解することで、仕事から帰って妻とする会話で、喧嘩になる頻度が激減する、ということもその後、体験することになる。
よく妻から
「いやいや、私はそんなことは訊いていない!」
と返答された。
「え?だって困っているというから、疲れている頭をフル回転させて、こうした方が良い、あういう方法で解決できるかも、って提案してあげているのに!」
こういう会話は妻と結婚して以来、何万回となく繰り返されてきたのだ。
それが激減したのだ。
従って、部下たちとの雑談を「楽しむ」ためには、こちら側も心構えと工夫とが要る。
・「えー、そんなんだ!」
・「うんうん、その後は何が起きたの?」
・「今度、また教えてね!」
・「そうじゃなくて、こうなんじゃない?」
・「そういう時は、こんな風に対処すればいいんだよ!」
・「俺なら、こんな風に理解するな!」
どうだろうか?前半3つが適切な反応・返答、一方、後半3つはNG対応。
違いが分かりますか?
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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