「部下力」とは何だろう?(Day2)「私の経験:苦労したボスたちの横顔」

上司の横顔
がっくり!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。

私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。

そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?

そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して

「部下力」とは何だろう?

リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。

しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか? 

私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。

なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。

このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。

従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。

さて今日は、このテーマの第二回目。

今回は、私が苦労した経験を、上司プロフィールと共に振り返ってみます。

先ずは、部下側の悲痛な叫びと不満を聞いてあげてください(笑)

なお、上司プロフィールの切り口は、上司の人となり・性格、上司の仕事への考え方、その上司との協業エピソード、などです。

1.経理課長、Nさん
2.経理部長、Vさん(フランス人)
3.経理本部長、Sさん
4.アジア太平洋地域統括経理本部長、Dさん(中国人)
5.営業部長、Tさん


1.経理課長、Nさん

初めての上司。仕事にとても厳しく、自分で全てを把握しておきたいタイプ。

自分が存在しているから会社が成り立っていると自負する自信家だが、すべきことは何が何でも完遂させようと仕事に邁進、ベストを尽くす。

従って部下たちは、深夜残業や休日出勤は当たり前。論理性重視でも、情にもろい一面もある熱血漢。


2.経理部長、Vさん(フランス人)

独自の価値観をそのまま押しつけて、部下を巻き込むタイプ。部下に指示した仕事を、最後には「こんなんじゃダメだ」とお破産にして、自分で全てをやってしまい、後から部下を無能者扱いする上司。

仕事は出来るタイプだとは思ったが、仕事や人づきあいを、好き嫌いで決めているように感じられ、人間的にバランスが悪く見えた。


3.経理本部長、Sさん

いわゆるサラリーマンボス。「社長からの指示だから」と言って部下に仕事をさせるタイプ。

面倒くさい仕事は自分で引き受けるので、部下としては楽だが、部下の能力開発や会社、仕事、キャリア構築など、長期的視点は感じられない。

また会社や仕事で、何を成し遂げようとしているのかが全く伝わってこない、日和見的な印象を持った。


4.アジア太平洋地域統括経理本部長、Dさん(中国人)

日本・中国・オーストラリアなどのアジア地域全体の経理部門の統括。

部下の話を聞かず、自分の経験や考え方に拘り、仕事の進め方やゴールを一方的にごり押しする上司。それに従わない部下をバカ呼ばわりすることも多い。

しかし、一方で重要な採用面接には黙ってすっぽかすなど、信用を欠く行動も平気でする。従って数人の直属の部下が退職することになる(私もその一人)。


5.法人営業部長、Tさん

仕事はやり手だが、社用族。接待費や出張費を何とか理屈を付けて使う。業務成果さえ出していれば、何をしても許されると考えていて、同じことを部下にも強要する上司。

抜け目がなく、頭の回転は速いことから、業務上の着眼点は鋭い。また顧客への扱いやあしらいが上手く、お客様からは重宝されるが、部下は「コマの一つ」くらいにしか捉えておらず、ボーナス査定や昇給などの機会を使って、部下をお金で釣る上司。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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