6月
21日,
2021年
「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第三回)
昨日に引き続き、エドモンドソン教授の著書「恐れのない組織」に関してです。
今日は、読み進めるのを少し休めて、ここまで読んでみて、何をすれば組織やチームにおいて「心理的安全性」が実現できそうか?を私なりに検討してみたいと思います。
今後、教授の本を読み進めて行くと、何らかのアイディアや提案は記されているものと期待しています。従って私の検討内容は的外れと判明するかも知れません。
しかし、自分の仮説を立てた上で今後、読み進めていくのも良いかと考えました。
まず、著書の中にも記述があったかと思いますが、
「リーダーの役割」
は先ずは、重要と考えられます。
「心理的安全性」は環境。環境作りに大きく影響を及ぼすのは、やはり「リーダー」の存在。
一方、リーダーだけが頑張れば、環境が整備され、それが持続されるのか?
やはり、リーダーを支える
「チームメンバーの役割」
も、同様に重要ですね!
では、リーダーの役割の焦点を当ててみましょう。
「心理的安全性」が確保されている職場では「失敗やミスについて話せる」「気兼ねなく、率直に意見を述べることができる」とあります。従って、リーダー自身がこれらを体現することは当たり前。また、これらからメンバーが逸脱したら注意する。
一方、言うのは簡単だが、実践が難しいのが
「建設的な反対意見」
を述べ合うこと。ついつい批判のための批判を口に出してしまいがち。
そして私がここで大事だと感じるのは
「建設的」かどうかの判断基準を決める、こと。
私が考える判断基準は
- チーム全体のゴールの達成に役立つのか?
- チーム全体が大事にする「価値観」に則っているか?
でしょうか?
ということは「心理的安全性」の環境作りの前に、リーダーとしては以下のことを確認しておくことが必要だ、とも考えられます。
(1)チーム全体のゴールを決めて、チームメンバーからの合意・腹落ち感を得る
(2)チーム全体で共有する価値観を確認する。ここで言う「価値観」とは、考え方や行動様式も含む。
それでは、今度は「チームメンバー」の役割は何でしょうか?
この部分は、思い当たる点が幾つかあるので、感覚的な視点も含めて現時点では、列挙するの留めておきます。読み進めて行くうちに、何か発見があるかもです。
チームメンバーの役割
(1)価値観に沿った言動・行動
(2)チームメンバー同士の「横の関係」の構築
(3)ゴール達成の意義理解と自己成長との整合、関連性の理解
(4)チームに貢献するマインドと批判的な視点
今日のところはこれくらいにしておきます。
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
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