5月
24日,
2021年
「会話が噛み合わない」と感じることはありませんか?
私はコーチングを生業として、コーチング・セッションをお客様に提供したり、会社や組織内で、コミュニケーションを円滑にするためのスキルをお伝えする仕事をしております。
「会話が噛み合わない、って時々、感じるんだよね!」
こんなお声を聞くことがあります。
皆さんも職場やご家庭、友達との会話で、このように感じた経験をお持ちでは無いでしょうか?
「会話はキャッチボール」と言われます。
そうです、相手からボールを受け取り、そしてそのボールを相手に投げ返す。
これがキャッチボール。
「会話が噛み合う」ということを、キャッチボールがきちんと出来ている、ということになぞらえて見てみましょう。
何気なくやっているボールを使ってのキャッチボールですが、キャッチボールを成立させている最も重要な条件とは何でしょうか?
- 相手がいる
- ボールがある・持っている
- お互いボールが届く距離にいる
確かにそうですね!
でもちょっと待ってください。そもそもキャッチボールが成立しているのは、相手のボールを先ずは「キャッチすること」ですよね!
当たり前じゃない!
でも、二人の会話の場面を思い出してみてください。相手の投げかけや言葉を、あなたはどのように「キャッチ」していますか?
そして、ここがより重要なのですが、あなたが相手の方の言葉をキャッチしていることを、どのようにして相手は知りますか?
キャッチボールは相手との距離が物理的に近く、グローブでボールをキャッチしている姿が見えるので、話は単純です。しかし会話の場面では、相手の投げかけや言葉はどうでしょうか?
「会話が噛み合わない」と感じる一つの原因は、
お互いの言葉をきちんとキャッチしていないか、もしくはキャッチしていることを相手に正確に伝えられていない
と考えられます。
いかがでしょうか?
今日はこのくらいにして、続きは明日に!
ではまた明日!
by ステップ・バイ・ステップ