2020.9.20 新しいバリトンマウスピース
9月
20日
このマウスピースはとても安くて、アメリカだと25ドル3000円もしないような値段で購入できます。
プラスティックリードやリガチャよりも安い値段ですね。
最初はバカにしていましたが、吹いてみると音の立ち上がりが良く、ラテン系やスムースジャズなど歯切れの良い音を要求される音楽には良さそうです。
先週からビックバンドで試していますが、歯切れが良くてはっきり発音できるし、低音も出しやすく高音まで音が痩せないので、なかなか良い感じです。
先週はGRAFTONITEという黒いマウスピースのB5を使って、今日はMETALITEという灰色のM7を使ってみました。
METALITEはハイバッフルですが、割と吹きやすいけど音が薄い感じなので、GRAFTONITEの方が圧力をかけられる私には好みに合っています。
使っているハンドメイドのランバーソンやニューヨークメイヤーと比較すると音色の深みがないのは致し方ないですね。
値段で比較するとRICOが20本以上は買えちゃいます。
工業製品の安いマウスピースでも材質と設計(RICOはブリルハートに設計依頼したようです)で良いものができるのを認識しました。
もう少しいろいろな場面で試してみようと思います。