復刻版 お腹から息を出す方法 その1
10月
13日
吹奏楽器で音楽的な表現を行うためには、呼吸はとても大切だと思います。
呼吸のことを考えてみました。
これは2004年9月16日のブログを見直したものです。
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お腹から息を出す方法についてのお話です。
● お腹から息を出す方法 (呼吸)
息を出すには、息を吸わないといけないです。
まず、楽器を吹くために息を吸うのは、普通に意識しないで吸っているのとは違ってきます。
息を吸うためには、
1.リラックスして、たくさんの息を吸いましょう
息を吐くときも、お腹が膨らんだ状態を保ちます。 (普通に呼吸している状態では、息を出す圧力が不足してサックスが鳴ってくれません。 お腹が膨らんだ状態というのは、お腹の力や背筋で、吐き出す息に勢いをつけてあげるためです。 これを、圧力をかけると言います。)
お腹が膨らんだ状態が分かりやすいのは、仰向けに横になって呼吸をするとお腹が膨らむでしょ この状態です。 重い本やサックスケースなどを乗せてやるとよく分かります。
2.息を吸うというのは
・ 鼻から息を吸います。 (たくさん吸うときは、口からも吸います)
・ 肋骨が広がり、横隔膜が下がります。
・ 肺に空気が入ってきます。
・ お腹が膨らんできます。 (下腹部あたりでしょうか)
・ 鎖骨が少し上に上がって、肺にたくさんの息が入ります。
このような感じでしょうか・・・
3.息を吐くというのは
・ 膨らんだお腹の力を使って、圧力をなくさないように息を吐きます。
・ 息を吐くときは、お腹の力が必要ですが、背筋でも息を支えます。
・ できるだけ風船を膨らませたような状態で支えましょう。 (風船が大きいときは、出てくる空気も勢いがあるでしょ この風船の大きい状態を、腹筋や背筋で作ってあげるんですね)
・ ルー・タバキンさんも話していた、暖かい息・ウォームエアーを出しましょう。 (吸った息を肺からすぐに出すのではなく、お腹から出すようにするんです。 息は肺から出ていますが、腹筋や背筋を使って、ホー っていう感じで出すことです。)
・ 息は吐ききらずに、いつも残っているようにしましょう。 (息を出し切ると、次に息を吸うのが早くできないことと、体を悪くするからです。)
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