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おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #5 実験その4 のお話

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おたすけおじさんの 音色を良く...

今日は、サックスの音色を良くする方法 #5 についてお話いたします。



 



おたすけおじさんの 音色を良くする方法 #5 実験その4 のお話



 



こんにちは サックス奏者の皆様



最近夜になると虫たちがセッションを始めて、すっかり秋らしくなってきて、とても気持ちがよいのですが、暑い夏が好きな私にはちょっと寂しい感じです。



昨日は、マウスピースをくわえる深さを変えて音色を変えるというお話でした。



今日は、また違った方法で音色を変える方法をお話しします。



 



では、いきましょうか



 



● C#とDの音色を近づける実験 その4 音色を変える方法 その2



 



1.音色を変える1つの方法として、リードに触れる下唇の面積を変える方法です。



これは、とても音色を変化させるために大切なことです。



昨日のお話は、マウスピースをくわえる深さですから、ある程度決まったらあまり融通がきかないものです。



以前ダブルリップの人が、マウスピースを出したり引いたりして吹いているのを見たことがありますが、シングルリップやファットリップでは、あの芸当はできないです。



C#の音に限らず、どの音域でも使えますので体で覚えてください。 そうするとこのような音が出したいと思ったときに、自然に出せるようになります。



 



では、いきましょう



(1) 低音を出したときに、少しだけリードに当たる下唇の面積を広げてみてください。



具体的なやり方は、下唇はそのままにして、下あごを少しだけ引くんです。



下の歯を引くといった方が分かりやすいかな?



そうすると下唇のリードに触れる面積が増えます。



面積が増えるとリードを少し浅くくわえたことと同じになるのと、下唇のクッションでリードの振動が押さえられます。



それで、音色が柔らかくなるんですね。



あまりやるとサブトーンになってしまいますので、ビーという倍音が少し消えるくらいでいいです。



低音のC#でやってみて、その口で、指を離して中音を吹いてみてください。 以前よりも音色が柔らかくなると思います。



でも、この下あごを引くやり方は、引けば引くほど、サブトーンになればなるほど、お腹の圧力が必要になってきますので、しっかりとお腹で支えてあげてください。



他の音域の音でも同じです。



 



(2) 他の音でもやってみましょう



こんどは、中音のC#を吹いて、同じように下あごを引いてみてください。



音色が変わるのが分かると思います。



ついでに、引くだけじゃなくて、ゆっくりと出したり引いたりしてみましょう。



音色が変わると思いますが、このようにして音色を変えるんですね。



低音の方が分かりやすいと思いますので、いろいろと試してみてください。



 



これは1つの方法で、他のやり方としては、マウスピースに対する息を入れる角度を変えたり、口の中の面積を変えたり、圧力を変えたり、喉をわざと狭めたり、マウスピースをくわえる力をめいっぱい緩めたり、横から締めたりとたくさんの方法がありますし、それらを複合的にやることもあります。



演奏する曲想に合わせたり、フレーズによってニュアンスを変えたりするのに、音のイメージを作ると何となくその音に近づいていくものです。 でも、いろいろ試して覚えないといけないですが・・・



 



 



今日は、音色を良くする方法 #5 実験その4として、とても大切なリードに対する下唇の面積を変える方法 のお話でした。



 



明日は、音色のお話は少しお休みとして マウスピース に関するのお話をいたします。



 



 



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◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。



 



ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。



いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。



とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を



皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。



 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。



(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)



 




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