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交換式レンズとカメラ一体型レンズとどちらが有利?

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新型 ED非球面を採用したニコ... 新型 ED非球面を採用したニコンの最新レンズ。24mm〜70mm。F2.8 およそ30万円 その構成。オレンジがED非球面... その構成。オレンジがED非球面、青色が非球面レンズ ED非球面を含め4面4枚。黄色はEDレンズ。第1枚目2枚目に大型非球面レンズを使っているのでコストは高くなります。レンズ重量1070グラム。 Panasonic FZ100... Panasonic FZ1000レンズ一体型カメラのレンズ構成。高倍率ズームです。黄色がED非球面レンズ。非球面レンズはEDレンズと両面非球面を含め8面5枚使われています。青はEDレンズ。カメラ全体の本体重量780グラム。 FZ1000は一体型で実売7万... FZ1000は一体型で実売7万円位。Nikonレンズの1/4以下の価格です。 FZ1000のMFT曲線。 FZ1000のMFT曲線。 Nikonレンズのワイド側 Nikonレンズのワイド側 同望遠側MFT曲線 同望遠側MFT曲線
最近「ニコン初のED非球面レンズ」採用したレンズというNIKONの広告がよく目に入ります。おいおい今頃!と突っ込みを入れたくなります。ニコンは言わずと知れた日本を代表する光学機器メーカーですがちょっと疑問点が有ります。と言っても特に光学知識は素人なので前もって個人的意見という事をお断りしておきたいのですが…

ニコン初のEDレンズに非球面を施したレンズ」を謳っているのです。ところがPanasonicのルミックスでは以前からED非球面レンズは使われていて今使っているFZ1000にも当然の如く入っています。しかも両面非球面レンズも何枚も使われてレンズ構成枚数が少なくなっています。この事はレンズの抜けや軽量化にも貢献します。ニコンはED非球面レンズの事は謳ってますが両面非球面は使われていないのでレンズ構成は多くなっています。Panasonicのレンズ構成からすると他社は非球面レンズが多く使われていない様に思われます。ここが疑問点です。

Panasonicでは10月に4Kビデオカメラを発売予定ですが画質精度を上げるためにレンズ一体型で発売されます。レンズと撮像素子の整合性が一台づつ調整がとれるメリットを考えての事だと言います。勿論コストも関係していると思いますが。
一方交換レンズ方式は色んなレンズが使える魅力は有るものの、レンズとボディは別々に調整されるため完全にマッチングされているとは言い難い点が出てきます。
映像が4K時代を迎えようとする今テレビモニターも大型画面になります。そうなると僅かな焦点ずれもはっきり分かるようになって来ました。その分レンズの精度は高くなければなりません。蛍石レンズやEDレンズといったレンズ素材や非球面技術、更にカム構造を含むレンズの機械的精度も必要です。更に高速処理するMPUの高速化と撮像素子や光学系とのバランスも必要です。
写真と動画が撮影できる機能が入っている現在のカメラではより小型化と高性能化が要求されています。写真は写真、動画は動画と分けて考えるべきですが、4K時代は常に動画は大画面で見る率が多くなって来ました。そうなると動画ではカメラ一体型のレンズの方が主流になっていく様に思われます。
#写真

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ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2015-08-05 08:46

「動画ではカメラ一体型のレンズの方が主流になっていく」ということは一般的に従来の動画撮影用のビデオカメラと同じスタイルということでしょうか?
シネ用とかプロ向けはレンズ交換式が主流ですね。機材も桁違いに高価ですが。

Nikonのリニューアルされた24-70mmズームですが重たくなってレンズ径が増し長さも長くなりましたね。
他社との比較での大きな特徴は手振れ防止機構が付いたことですがこのクラスのレンズを使う人に手振れ防止機構は必須ではないと思いますしレンズ枚数が増えた分光量不足でレンズ系が大きくなり前モデルのフィルター類が使えなくなったりしたことが既存ユーザーからは不評なようです。
レンズ価格についてはCANONも最近出す新しいレンズは価格が従来と比べると大幅にアップしてますね。ボディに比べレンズはライフサイクルが長いので円安傾向にあるコストを織り込んでいるのでしょうか?
CANONは2016年からカメラは全部ロボットで作ると言っていますね。
一眼レフのペンタ部分の調整は技術のいる作業らしいですがそれも自動化できる目処を立てたと以前の記事に載っていました。
全自動化して労働力が不足しても国内生産できる体制ができることは歓迎できることだと思っています。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2015-08-05 16:15

ビデオカメラの場合ズームしても全長が変わらないですね。振動防止機器や三脚のバランスが取り易い他、光軸変動が少ないなどのメリットがある反面、高倍率だと設計が難しい点がある様です。交換レンズ方式のビデオカメラはスタジオや映画などの限られた現場などで使われれると思われます。今のカメラ性能の向上やコストから考えると一体型で十分であると思います。カメラやビデオが普及した現在業務カメラマンのウエイトは少なくなってます。ビデオカメラやカメラは日本製がトップを走ってましたが、最近は外国製が目立つ様になりました。是非日本製頑張って欲しいですね。

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2015-08-05 08:52

レンズもどんどん高性能化して来ると同時に価格も上がってきてますね。
この金額は素人には無縁かな・・・。
自分の様に全然こだわりがない人間には、
やはりコストパフォーマンスが一番って気がします・・・。
追いかければきりがないですし・・・。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2015-08-05 16:20

スマホは4K時代になって来ます。そこでスマホを補完して機動性のあるカメラがこれから欲しいですね。

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2015-08-05 18:56

ビデオは4K時代突入ですね。
メカ部分が減ると、日本の強みがなくなる気がします。

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2015-08-06 08:04

今のところ海外製品のカメラは多くありませんが、Panasonicも組み立ては中国で行っています。Canonの発表の様にロボット組み立てが可能になれば技術の流出は少なくできるでしょう。

4KビデオはPanasonic、Canon、SONY、JVCの製品があります。この項を書いている時にJVCのレンズ交換式4Kビデオ GY-LS300CHのファームアップが発表されています。このカメラはマウントはマイクロフォーサーズですが素子はスーパー35mmと言うAPSサイズに近いマイクロフォーサーズ素子より大きな素子を使い、変換アダプターで多くの写真レンズやシネマレンズを使える仕様になっています。斬新なのはその仕様のためにレンズのイメージサークルに合わせてスキャン範囲を可変できる様になっています。
次期ファームアップではこの機能を応用して単レンズでもズームレバーと連動してズームできる様に改良している様です。マイクロフォーサーズレンズには電動ズームレンズも有りますからこちらのズームもズームレバーで使えるので、正にカメラのミラーレス機に相当する4Kビデオカメラということになります。今後のファームアップ次第では注目カメラになりそうです。
このカメラを使って撮った東京のプロダクションの箸墓古墳の4Kビデオサンプル動画をリンクしておきます。興味ある方は関連動画も併せてみてください。

http://youtu.be/oErLdlxekQk

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