まだまだ開花は、先なのに、開花へ向けて、芽を出し、葉を伸ばしている花韮。
健気に春の準備中。
五月頃に紫色の花を咲かせる立浪草。
秋になると、この風情です。
全体的にふわっと産毛で覆われます。
寒い冬への準備でしょうか?
『輝跡』
柴田よしき・著
講談社 (2010/9/29)
切ないけれど、一生懸命さが伝わる本です。
野球に興味がない私でも、それなりに(選手を支える女性たちからの視点)楽しめました。
まーさんの追っかけをしていた頃を懐かしく思う本でした。
◇内容(「BOOK」データベースより)◇
野球の才能に恵まれ、中学生で「怪物」と呼ばれた北澤宏太。
家庭の事情で一度はあきらめた夢を追い、プロ野球選手になった彼を取り巻く女たち。
故郷の元恋人、妻となった女子アナ、ファン、愛人…。
女性の視点からプロ野球を描く切なさあふれる物語。
2010年発行なので、まだこの単行本は健在です。
光を浴びると綺麗です。
風に流れてたゆたう芒。
「薄」も「芒」も儚げな漢字です。
10月も半ばを過ぎて・・・未だにツクツクボウシが鳴いています。
『ガールズ・ストーリー おいち不思議がたり』
あさのあつこ・著
PHP研究所 (2009/12/3)
単行本では『ガールズストーリー』副題が『おいち不思議がたり』になっています。
文庫になった時にガールズ・ストーリーが消えて『おいち不思議がたり』に変わっています。
もちろん単行本で読みました。
以前、先に続編の『桜舞う』を読んでいました。
図書館で、本を見かけることがなくて、ようやく出合えました。
人気ものさんでしょうか?
◇内容紹介◇
江戸を舞台に紡ぎ出した青春「時代」ミステリー。
主人公のおいちは16歳の娘ざかり。
江戸深川の菖蒲長屋で医師である
父・松庵の仕事を手伝い、忙しい日々を送っていた。
いつか父のように人の命を救える立場になり、自分の足で人生を切り拓いていきたいとの思いを胸に秘めて。
おいちが他の娘と違うのは、この世に思いを残して死んでいった人の姿が見えること。
この不思議な力を誰かのために生かせたら、と願うおいちの夢に、必死の形相で助けを求める女が現れる。
「助けて、誰か助けて……」。
あれは誰? どうして見えたの?
おいちのなかで様々な疑問が渦巻く。
そんなおいちのもとに、伯母が縁談を携えてやって来る。
その相手とは果たして……。
あさのあつこさんの描く江戸ものは、面白いです。
昨夜は、夜更けまで時間を忘れて読み進めました。
「為すべきことを精一杯為す」
それが生きるってことなのでしょうね。
「紫式部」と値札に記載されていた小紫。
今年もひょろひょろながらも、いくつか赤紫色の実を付けました。
久しぶりに源氏物語を本棚から取り出してみようかしら?
遥か遠くに渦巻く台風なのに、昨夜は、一晩中、強風が吹き荒れていました。
現在も、未だ強い風が轟いています。
凄まじい威力です。
『求愛』
柴田よしき・著
徳間書店 (2006/09)
柴田よしきさんばかり読んでいる昨今。
年代順に読まずに、図書館にある本を手当たり次第に借りているので、ハズレもあるのかも。
コレ、翻訳家が私立探偵になる経緯があまりにも可笑し過ぎる。
出だしの事件は分かるけれど、それ以後は興醒めしてしまいました。
内容(「BOOK」データベースより)
自殺したと思っていた親友から届いた、一枚の絵葉書。
雨で滲んだ文字が語る、予期せぬ悲劇…。
フリーランスの翻訳者・弘美は、親友の死の真相をつきとめたことをきっかけに、探偵事務所の調査員となる。
自殺願望の女子中学生、
浮気疑惑のエリート医師夫人、
砂場に生ゴミを埋める主婦…、
ささやかな毎日を懸命に生きる女たちと関わって、弘美自身が掴んだ人生の真実とは…!?
この単行本も絶版です。
文庫本はありました。文庫本の表紙の方が珍しくこの本に合っている気がしました。
毎年、夏の暑さで枯れてしまい、秋が来ると、芽を出す鉢。
気が付くと、こんなに元気になっていました。
ピンク色の花が咲くのです。
今年も咲くのでしょうか?
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