γ-GT(ガンマ。アールではない)、γ-GTP
■
①肝臓の解毒作用に関係する酵素。たんぱく質を分解する。
②アルコールなどを分解する肝臓の作用に関係している酵素。
※アルコールを飲んでいないのに高い?→アルコールを控えて、という軽率な判断をしないこと。
■基準値::50U/I以下(男性)
■高くなる原因
①アルコールが原因の場合
肝細胞に存在するγ-GTが血液中に出てきて特異的に上昇し、
基準値の数倍から10数倍の高値になります。
これは、アルコールが肝細胞のγ-GT合成を刺激するため。
アルコール性脂肪肝では、γ-GTのほかにAST、ALT、LDH、さらにコレステロールやトリグリセリドも高値になりますが、
アルコールが関係しない脂肪肝(食事性や糖尿病性)ではγ-GTの上昇はごく軽度です。
アルコール性肝障害の血液検査結果の特徴
・ASTとALTの比が2以上となる
・上昇したとしてもASTは500まで、ALTは300までと中等度にとどまる
・γ-GTPはとても高くなりうる(1000以上になることも少なくない)
・ALPは正常上限の3倍までにとどまる
血液検査の結果がこれらの特徴を持っている場合、アルコール性肝障害の可能性をより強く考えなければなりません。
②胆道系の病気が原因の場合
胆道炎や総胆管結石、腫瘍などで胆道の内圧が上昇するときや
胆汁うっ滞などでは2~3倍の高値になります。
胆汁うっ滞、薬物性肝障害、脂肪肝など。
③向精神薬、抗てんかん薬、睡眠薬などの一部の薬剤
■禁酒と評価
禁酒すると下がる→一過性のアルコールが原因
禁酒しても下がらない→アルコール以外の原因がある
アルコールが原因の場合
→健康な人は、一時的にγ-GTPの数値が上昇しても、すぐにもとに戻る
→禁酒すれば2週間ぐらいで半減。
アルコール性肝炎、アルコール性脂肪肝→2-3か月の筋腫が必要。
アルコールに関係ない場合
→非アルコール性脂肪性肝炎(アルコールに関係なく肝臓に中性脂肪がたまり、それが原因で起こった肝炎
■疑われる病気
アルコール性肝障害、閉塞性黄疸、胆石症、肝炎、急性膵炎 等
■検査
血液検査(肝炎ウイルス)、腹部超音波など。
(7枚/3秒ごと/高画質/6.28M/21秒)
江戸時代の技術が残る棚田。
農林水産省の棚田百選にも選定された。
広島県山県郡安芸太田町中筒賀井仁
https://cs-akiota.or.jp/enjoy/tourism/ini-tanada/
みずのがぶのみ
■過剰に水分を摂取すると
「水中毒」=血中の低ナトリウム
細胞のナトリウム濃度は変わらない→調整しようと浸透圧で水が引き出され細胞にうっ血。
腎臓が尿で調整するのでめったにおこらないが、状況により発生も。
→手足のしびれ、皮膚を押して跡が残るようなむくみ。こむら返り、つる。
→嘔吐、尿失禁、意識障害、けいれんなど
熱中症と併発していて、水を飲まされれて中毒になる事例も。
がぶ飲みしようとする人は、すでに汗をかいていてナトリウムが不足している状態かも。
■がぶ飲みに要注意
腎機能障害
マラソンなど耐久力スポーツの人
炎天下で活動する人
サウナ好き
■対策
水分とともにナトリウムを取る(梅干し、塩飴、電解質入りドリンク
真水より塩分の含まれた飲料。
ただし
塩分摂りすぎにより水分の過剰摂取。
砂糖の取りすぎによる保水効果の高まりも水毒につながる。
がぶ飲みではなく、こまめに飲む。
短時間に2-3ℓ以上飲むのは危険。
1時間にコップ半分ほど→一日1,600-2,000CC取る計算になる。
体重の4%が上限(63KG→2.5ℓ)
水だけではなく食材にも含まれているので、単純に水2.5ℓは過剰。)
のどが渇いた、と感じている時はすでに遅い。乾いていない時から取る。
汗をかく。余分な水分を出す(運動、入浴。スクワットが効果的)
食材→体を温めるものが効果的
にんにく、しょうが、ネギ、カボチャ、ニラ、イモ類
サラダは生より温野菜として(スープ、ポトフなど)
玄米、そば。
リンパマッサージ(鎖骨の下、脇の下、股関節、足裏)
■水毒(漢方)
水毒=体内水分のアンバランス。水中毒とは違う。
二日酔い・熱中症・激しい下痢は脱水による「水毒」。
むくみ・胸水・胃内停水(おなかがチャポチャポする)などは水分過剰
水様性鼻汁・喀痰などの分泌異常も「水毒」
筋肉が水分を押しだす役割がある。筋力低下で水分を押し出す力も低下。
筋力の低下も水毒の一因かも。特に足腰の筋肉。
「利水剤」(水をさばく生薬)として知られている漢方薬で改善が見込める症状を「水毒」と
称している
良性頭位性眩暈の急性期には『苓桂朮甘湯』。
気力・体力が低下して慢性的なふらつきが起こる場合は『半夏白朮天麻湯』
水分循環を改善し水毒を取り去ることで、めまいを治します。
この2剤でうまく効かない場合には『五苓散(感染症などの脱水など)』『真武湯(脳動脈硬化?などの一瞬のめまいなど)』『当帰芍薬散(生理中のめまいなど)』
西洋医学的には不定愁訴と診断された方で胃腸虚弱と「水毒」に注目して『半夏白朮天麻湯』の処方により倦怠感・ふらつき・目の奥の痛みが改善した例や、
数年前から続くアルコール依存症の方の「水毒」によるめまい・頭痛に『苓桂朮甘湯』の処方で改善した症例も私自身経験しています。
普通、
けがの治療には保険証を使う。
ただし、
通勤途中のけがは労災が適用される。
保険証を使わずに、1円の支払いもしなくてもよい。
医療機関が監督署に直接申請をする。
そんなことは、普通患者は知らない。
病院に行ったときに、「通勤途中のけがで検査を」と患者が申し出た場合は
医療機関が最初から労災の手続きをすればよい。
なのに、
病院の受付の連中は、患者が保険証を出せば、普通にその適用の手続きを行う。
ドクターに、事情を話しているのだから、つまり、患者は医療機関に申し出をして
いるのだから、労災の手続きをすればよいのに、それをしない。
これは医療機関が気づきが足りない。気が利かん。無神経。
そうすると、
患者があとで労災の手続きを取ろうとすると、
健保組合からいきなり振込票が送られてくる(7割を返せ、ということ)
一旦返金し(手数料は患者負担)、監督署に労災を申請し、
監督署が認可すれば10割を支払ってくれるが、
認可しない場合は、あらためて7割の請求を健保組合にしなければならない。
健保組合は監督署の意向を優先するが、直接監督署と話して手続きをすることはない。
患者はけがで苦しい。症状があるとつらいだろう。ストレスもあるだろう。
その中で、監督署と健保組合、医療機関の間に入り、郵便だ振込だ、申請書の
受け渡しだ、を行わなけばならない。
医療機関も、あとで修正の書類を書いたりしなければならないのだから、
自分たちも事務の負担が増すだけだ。めんどくさがるのは自分たちが悪い。
窓口で受け付けの際に申し出をしない方が悪い、
そんなことはない。普通の人はそんな手続きは
知らない。そこに座っている者が、責任において
説明をしてあげなければならない。
各機関で直接やりとりすればいいものを、管轄が異なるし、
あくまでも自身の行動に基づく、という無駄な方針を貫こうとする。
これは国が馬鹿だ。
整理すると
①医療機関では、受付が普通に保険証の受付をしたとしても、
医者に事情を申し出ているのだから、診察後、「労災の手続きをしてあげて」と
受付の馬鹿どもに言わなければならない。
②苦しんでいる当事者の負担がないように、
健保組合と監督署、医療機関が連絡を取り合うように制度を替えなければならない。
こんなことは、担当者が気づいて進言しろ。
おれが医者になっていればよかった。
身体の不調があるときは、普通、まず医者に行く。
しかし、必ずしも医者にかかって治るわけではない。
それは、医者の医学的技術、ということではなく、その姿勢に依存する。
不調の原因や処置の方法が不明の場合。
医院やクリニックは、「ここではわからない」と言う。
総合病院も医院やクリニック同様、「私の診療科ではわからない」、と言う。
医院やクリニックには、「**の可能性があるので**に行ってみては」という発言が
求められる。
総合病院には、「**の可能性があるので、**科に行ってみては」という発言が
求められる。
しかし、そのような医者は、残念ながらほとんどいない。
「検査結果では異状がなく、データがなければ何もできない」という見解で終わる。
挙句の果てには、「ストレスだ」「気にしすぎないこと」といった
メンタルに逃げようとする。
これは、医者が「自分の持ち場で経営・運営をしていこう」という姿勢があるからだ。
「困っている患者のために、自分がどうすべきか」。
このことを理解していない連中が医者になっている。これが問題だ。
その結果、医学が発達、とかいいながら、依然として整骨院や鍼灸院、
健康食品などがずっとある。医者が解決しようとしないからだ。
西洋医学が医療全般をつかさどり、こぼれたところに東洋医学がある、ぐらいの
イメージでいたが、そうではなく、
要するに、西洋医学と東洋医学、その他の治療の手法、
これらはすべて並列にあるのだ。
したがって、症状があって困っている場合は
医者に全面的に依存するのではなく、並列の中の一つの医者の見解を聞き、
東洋医学やその他の手法も並行して情報を取り、自分で処置をすることを検討
しなければならない。
社会はそのような医者も先生と呼び、
医者は成果を発表し、評価を受ける。
患者から診れば、まったく価値がない。
残念だが仕方ない。
オレが医者になっていればよかった。
回転性めまい
■原因
①血流が悪くなって起こる。
血流悪化
身体的要因→肩こり、高血圧、更年期
自律神経の乱れ。
・対処
ストレスをためない、発散する。
②平衡機能の異常(内耳、視覚、筋肉からなる)
耳の病気、脳の病気
耳鳴り、難聴なども。
良性発作頭位めまい症、前庭神経炎
メニエール病
耳鳴り、ふさがった感じ、ふらふら感→耳閉感のある耳を下にして安静に(どっちでも)
症状発生後元に戻るが、放置すると蝸牛の水膨れが進行して聴力低下も。
良性発作性頭位めまい症
15-40日で治るが、けがや内耳の病気がある場合は再発しやすい。
なりやすい→長時間頭を動かさない姿勢の人。枕が低い。寝返りが少ない人。
眼振がある
長時間ストレス→自律神経の交感神経が優位→血管収縮→脳や耳への酸素や栄養不足。
三半規管はストレスに弱い。疲れや寝不足に過敏反応も。
③いつも揺れている感じ
・自律神経の調節障害、血圧低下、貧血→脳への血流不足
④地震のような揺れ
・緊張型頭痛
肩こり、目の疲れ、ストレス等により筋肉硬直
首の筋肉硬直→動きにかかわる感覚の乱れ。
・腕ふり体操、肩を視点のひじ前後
■対処
・できん
安静、横になる
部屋を暗くする、目を閉じる。
頭を動かさない
・ためす
ツボ押し
衣服を緩める。
・適度な運動→血流アップ
・充分な水分(血流改善)
・ふくらはぎマッサージ
■漢方
・めまいは水で起こる。
・のぼせがあれば→りゅうけいじゅつかんとう(比較的若年層に多い)
立ちくらみのような浮動感や耳鳴りのような耳の症状を伴うめまいに用いる。
・のぼせがなければ→真武湯(比較的高年齢層に多い)
新陳代謝が衰え水分が胃腸に停滞し、めまいのほか尿不利、腹痛、下痢、動悸などの
症状がある場合で、浮動感があるめまいに用いる
歩いていてふらっとする、まっすぐ歩けない
<まとめ>
①眼振がない→耳系のものではない。
②ストレス→だれでもある。
③筋肉(特に首)の緊張による血流不足
<概要>
■概要
・耳鳴りとは違う。
・脳内で響く雑音感。
・キー、シャー、ザー、など。
・一人の時によく発生するという見解もあるが、それは静寂により意識が向くだけのこと。
・中高年男女に多い。
・変形性頚椎症、緊張型頭痛の随伴症状。耳鼻骨の異常緊張に伴う状態か。
・MRIやCTなどの検査では異常なしのことが多い。
・自律神経失調症、心身症などと診断されてしまう。
・短時間で収まるが、持続性、再発性がある場合は病気が想定される。心理的苦痛になる。
■想定される原因
・脳の病気
・脳の血流障害
・脳の過剰興奮、脳の栄養不足
・ストレス→血管機能の低下
・睡眠障害
・自律神経の乱れ
・うつ病
・心の疲れが最大の原因。
・突発性難聴のことも。
・耳鳴り→収まったら頭鳴り、ということも。
・側頭葉の視野角の障害の際に発生も。
■対策
・安静、休息。
・気を紛らす。
・リラックスして、原因を突き止めようとしないこと。
神経質になると悪化する。
・何も考えない時間を作る。α波動、ヒーリング音楽なども。
・耳鼻科
・脳神経外科
・心療内科
・抗てんかん薬、うつ病薬
・カウンセリングで効果があることも。
■東洋医学
・脳の過覚醒、誤作動による。
脳が経過している状態が続いている。
交感神経亢進症状ともいう。
疲れがとれづらい
感覚は鋭敏
ストレス→交感神経の興奮
・自律神経のバランスが崩れると免疫力が低下し発症。
バランスを整えると免疫力が高まり、治癒。
・肩こり除去(僧帽筋は脳から直接支配を受ける。首残りを取る)
・腎と脳の維持機能は関係している。
腎機能の低下が関係している。
・鰓腸由来臓器の機能の回復により腸内環境を改善することで、
精神症状の安定に繋がる。
・つぼ
https://www.s-treatment.com/15426077685619
https://tsubonet.com/case/20864/
<まとめ>
・頭鳴と耳鳴りが違うことを知らない医者が多い。
・ケガ以降症状が出たので、あきらかにけががきっかけのはずだが、
検査では異常がないので、西洋医学者は手が出せない。
耳鼻科も脳神経内外科も、検査データで陽性がなければ、それを超えた解消提案はしない。
・気にしない、と言われても音がするのだから、そんなことはできない。
ただし、気にしすぎるのは悪そうだ。
・東洋医学では理念がある。
脳の興奮を抑える。
腎臓、腸など消化器官のカイゼンを意識する。
ツボにでも頼ってみる。→何かやってみているというよりどころがあるのが良い。
<寄せ集め情報>
■果糖ブドウ糖液糖とは
・異性化液糖の一種。
・人工甘味料とは違う
・ブドウ糖と果糖が主成分。。
・主にトウモロコシのでんぷんを原料に科学的処理を加えて作られた液体。
・ブドウ糖だけでは甘くないので、甘くするために果糖も使われる。
・糖に分類される→食品添加物ではない。
・果糖の割合が50%以上90%未満(日本農林規格:JAS)による定義。
■特徴
・砂糖よりも安く、かつ、砂糖よりも甘くできる。
・砂糖よりも水にたくさん溶ける。
・低温ほど甘い。高温でも結晶化しにくい。
■用途
・さらっとした液体なので扱いやすく、食品メーカーが使っている。
・清涼飲料水、調味料(たれ、しょうゆ、ドレッシング、ガムシロ、スープの素等も)、
アイス、菓子、パン、缶詰、ヨーグルトなどで使われている。
・ヤクルトにも入っている。
■流通の歴史
・アメリカで普及
・キューバ革命により砂糖が入手できなくなり、トウモロコシが活用された。
・輸出が進んだ。
・肥満への懸念がひろがり、払しょくできず、砂糖に切り替えている。
アメリカでは減少傾向。
・日本では、戦後食糧難対策としてイモの生産を奨励したが、一段落すると余った。
でんぷんからブドウ糖を製造することを考えた。
■体への影響
・中性脂肪を合成しやすい。
・砂糖より中性脂肪が早く蓄えられる→糖尿病リスク。
医学が進歩しても糖尿病患者が選らないのは糖分、脂質の過剰摂取が減らないから。
・肝臓に負担。肝脂肪にもつながる。
・砂糖よりも血糖値が速く上昇する。
・砂糖やカロリーの摂取量増加に関係しており、摂取量に気を付ける必要あり。
・ブドウ糖よりも10倍の糖化リスクあり
→動脈硬化、アルツハイマーなどの細胞老化による変化につながる可能性。
・清涼飲料水→糖尿病、心血管疾患、脳卒中のリスク。
■対策
・甘い物を取りすぎない。おやつとしての菓子は200Kcaal程度がよい。
・果糖は一日15-25gまで。
・液体(清涼飲料水)は血糖値の急上昇にもつながるため、
習慣的な摂取や一気飲みは避ける。
・果物の取りすぎには注意。
ジュースではなく果物を食べる。
繊維と一緒に摂取すれば糖の吸収はあがるが、ジュースは繊維がないのでダメ。
・甘いものはゆっくり食べる→満腹感が得られる工夫。
<自衛策>
①加工食品が多い今の日本の食生活では、摂取を避けることは難しい。
②甘いものを取りすぎない。
③果物はジュースではなく、そのまま食べる。
④清涼飲料水は習慣にしない。一気に飲まず、ちびちび飲む。
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