今朝また鹿がわが家のバックヤードを訪ねてきた。今回はなんと4頭。2頭はやや小ぶりなので小鹿のようだが、4頭とも角がない。このあたりの鹿はオスでも角がないのかな?
つたの新しい葉を食べている。後で見たら、フロントヤードにもいっぱい鹿の足跡がついていた。庭木の新芽なども食べられてしまったかもしれない。
雨の日は花里子はデッキに出ることが出来ない。ネコは犬と違い訓練されていなければ濡れることが大嫌いだ。ある人の実験によればネコを洗面器のお湯に入れると、びっくりして天井に張り付いたそうだ。だから花里子は雨の日はデッキのドアの前から外を眺めることになる。
以前わが家にりすが訪ねてくることを書いたが、本当は野生動物に餌をやることは良くないのだが、可愛さのためつい殻入りのピーナツを数粒投げてやる。そうするとデッキ近くの切り株の上に乗って両手で大切そうにピーナツの殻を持ち、口で上手に殻をむいて中の実を食べる。
この写真は雨のため花里子がデッキのドアから外を眺めている時に、りすがこのドアの外からピーナツをおねだりしているところである。ガラス越しではあるが、2匹の距離は10センチ位、お互いに相手の顔をよく見たことであろう。
ハミングバードを近くでよく観察すると、細くて長いくちばしの中に長い舌がある。この舌を使ってフィーダーから砂糖水を飲んでいるようだ。
花里子はデッキでわが家を訪れる野生動物を眺めるのが好きだ。りすが来る時もデッキからじっと座って眺めているだけで、攻撃的な態度をとったりはしない。
猫は小鳥を見ると本能的に反応するようだが、花里子はハミングバードを捕まえたりはしない。でも時々デッキの手すりに座って、フィーダーから15センチ位のところに近づくことがある。フィーダーを訪れるハミングバードは花里子に慣れているようだが、さすがに彼女が手すりに座っている時は落ち着かないようで、猫と向かい合って砂糖水を飲むことはない。
わが家を訪問する野生動物たちを紹介している間に12月の大雪となり、最後に紹介するつもりだったハミングバードのことがのびのびになってしまった。
ハミングバードはデッキに吊るしてあるフューシャというつりがね型の花によく集まるが、わが家ではハミングバードを誘うために、それに加えて赤いフィーダーと呼ばれるものをデッキにぶら下げている。フィーダーにはかなり甘めの砂糖水が入れてあり、黄色い花のデザインの中央にある小さな穴にハミングバードが長いくちばしを差し込んで砂糖水を飲む仕掛けになっている。
添付の写真は以前使っていたフィーダーで、止まり木がないため、ハミングバードは羽根を1分間に3,000回以上も羽ばたきしてホバリングしながら砂糖水を飲む。
ホバリングするために多大なエネルギーを消費するそうで、そのためたくさんのカロリーを摂取しなければならないとのことだ。
昨夜から花里子にお客が来ている。ケンゾウという名の娘のネコだ。娘は日曜日のアリゾナのフェニックスでのフルマラソンに参加するため、いつものようにわが家にケンゾウを預けていく。ケンゾウは花里子が小さい頃から時々わが家で預っているので、2匹は仲が良いかどうかはわからないが、少なくとも仲が悪くはない。
花里子は食べるのが大好きだが、ケンゾウは食が細く、餌をあげてもあまり食べない。花里子は自分のを食べた上に、すきがあればケンゾウの餌まで食べようとするので、ケンゾウが食べ終わったらすぐに食器に蓋をして、花里子が食べられないようにしなければならない。
ケンゾウがわが家に滞在するのは数日間だから餌をあげる時の交通整理は可能だが、いつもケンゾウがいたら、きっと2匹の餌は出しっぱなしで、そのために今は減量のための餌をもらっている花里子はもっとおデブになっているかもしれない。
花里子はネコだから雪が降るような時はこたつでまるくなるのが本来の姿だか、デッキに出ることが大好きな花里子は出せ、とうるさい。
デッキの雪を少しだけ除いて出してあげると、肉球が冷たくなるので足を1本づつ持ち上げてプルプルふっている。辺りの様子を観察してからデッキに座り込んだが、氷点下5度では寒すぎるのか、すぐに部屋に入ってきた。やはりネコは犬とは違う。
寒い日が続いている。先日降った雪はまだ残っている。天気予報では今日も午後から雪が降るとのことだ。また日曜日にも降る予報なので、今年は珍しくホワイトクリスマスになるかもしれない。
数日前、少し調子がおかしかった花里子はすっかり回復して、いつもの食いしん坊に戻った。
花里子はおなかをつけて座っている時に前足を重ねる癖がある。レディが椅子に座った時に足を組むような仕草なのだろうか。時々前足を組み替えたりするところまでレディのようで可愛い。
花里子の元気がない。
12月3日に年に一度の検診に行き、予防注射などを3種類やり、太り過ぎだからということで獣医さんの指示に従って餌を特殊なものに替えた。
飼主に似て食べるの大好きな花里子は、餌を替えても数日間は今までどおり食欲旺盛で、あげた餌を毎日全部食べていたが、2,3日前からあまり餌を食べなくなり、一昨日は珍しく戻してしまった。
予防注射からは日が経っており、それが原因とは思えない。このところ寒いのに毎日デッキに出てりすが働いているのを見ていたので、風邪でも引いたのかもしれない。
昨日洋子さんが別の餌を買ってきて、肥満防止の餌と混ぜてあげたら花里子は少し食べだした。今日はこのミックスの餌をちゃんと食べている。いつもの元気いっぱいの花里子ではないが、かなり回復してきた様子だ。
花里子はりすを間近で観察するのが好きだ。花里子がデッキに出たがると、りすがいないことを確認してピーナツを庭に少しまいておく。
花里子はデッキでうずくまって根気良くりすが現れるのを待つ。花里子はお座敷ネコなので、小さい時にデッキから落ちたことはあるが、自分の意思でデッキから庭に出てゆくことはない。
待つこと暫し、すると不思議とどこからともなくりすが現れる。枯葉の下に隠れているピーナツを見つけては小さな切り株の上に登って食べたり、どこかに蓄えに行く。それを花里子はデッキの上からじっと見守っている。
花里子はおっとりしていて臆病であまり闘争心がなく、りすを襲う気持ちは全くない。反対にピーナツをすべて処理した後、りすが花里子を挑発することがある。1メートル足らずのところまで来て、その後近くの木にジャンプし、ここまでおいで、といっているように見える。
アメリカではりすを見かけることは珍しくないが、わが家にもよくりすは訪れる。りすもあらいぐまと同様に、餌付けするとだんだんエスカレートして家に入り込んだりペットを襲うことがあるので、あまり餌をあげてはいけない。
でも冬支度のために毎日一所懸命働いているりすを見かけると、つい情けをかけたくなる。またわが家の花里子もりすの訪問を楽しみにしており、りすが来るとデッキに出てその働きぶりを間近で観察するのが好きなため、りすがいないことを確認して殻付きのピーナツを庭に投げてやる。暫くするとどこからともなくりすが現れ、枯葉などの下に散らばっているピーナツを正確に見つける。りすの嗅覚は犬なみなのだろうか。
ピーナツを両手で大事そうに持って殻を破って中身を食べている仕草はとても愛らしい。おなかがふくれるとピーナツを持って走ってゆき、木の根などの近くの土に穴を掘って蓄えている。真冬の餌がなくなった時にはそれを掘り返して食べるためだ。
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