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くまごろうのひとりごと

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カメラによる交通違反取締り

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カメラによる交通違反取締り
シアトルよりレイクワシントンの対岸にあるベルビューを東西に走るN.E. 8th Streetは交通量の多い幹線道路のひとつである。この道路と140th N.E. Avenueの交差点はPSP, Inc.より数ブロックの位置になる。このあたりではN.E. 8th Streetの制限速度は時速35マイルとなっている。

この交差点から更に東に3ブロック走ると143rd. N.E. Avenueとの交差点になるが、この道は比較的小さいけれど、N.E. 8th Streetの北側に幼稚園・小学校、南側に中学校があるので信号機が付いている。この信号機の手前約50メートルの位置に『黄色の点滅信号点灯中は学校地域により制限速度20マイル、写真による取締り』の警告がある。ベルビュー市には現在5ヶ所の写真による取締り場所があり、2ヶ所は学校地域での制限速度違反、3ヶ所は交差点での赤信号無視を取締っている。この場所はそのひとつである。

2月初めの地元テレビ放送によれば、昨年1年間にベルビュー市の5ヶ所の写真による取締りで交通違反切符を受取った人は23,000人で、そのうちの6,870人がこの交差点での違反だったとのことである。違反1件に付き罰金は$124なので、この交差点は$852,000の収入をあげたことになる。交差点には信号機があり、登下校時にはみどりのおばさんのような黄色い旗を持った係員が横断歩道のところで交通整理を行っているので、このような取締りは市が収入を増やすためではないか、との批判があるが、警察は写真による取締りは幼稚園児や生徒の安全のため、と主張している。

わがやでも最近20マイルを少しだけ超えていたため写真を撮られて$124を収めさせられたので、前述の批判がよく理解出来る。

写真の信号機が見えるところが143rd. N.E. Avenueとの交差点。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2011-02-20 09:25

日本では撮影での取締は、その後呼び出してドライバーの特定など、手間暇がかかりすぎて「収益」にはならないようです。

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くまごろう
くまごろうさんからコメント
投稿日 2011-02-20 18:59

アメリカでは運転者が誰であろうと車の所有者に責任が発生するので、車が盗まれない限り逃げられません。

最近景気後退により税収不足に悩むアメリカの地方自治体は写真による取締りを積極的に導入しており、特にRed Light Cameraと呼ばれる赤信号無視の取締りについては、カメラの設置と事故の減少に関するデータが不十分であり、また人権侵害の議論もあって批判が少なくありません。

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