光ファイバーの融着(セットする)

赤丸の部分が先端部分
前後しますが、融着部分はとても脆いので、この部分の補強のために
熱で硬化するチューブを使います。40mmと60mm 鋼材の有無など
種類があります。

必ずクリーブする前に挿入しておきます
ダイスの準備が出来たら融着機にセットします。
ダイスの先端部分にはブルーのガイドがあり、ファイバーはこれに沿って
先端が出ます。左右のファイバーの先端を目視で確認、ズレが無いことが
大事な条件です。ここでズレていると機器は融着を始めてくれません。

カバーを閉じると拡大されて表示されます、ここでズレの有無は確認出来ますが、
目視での確認が効率アップには重要です。


以下は融着に関しての投稿のまとめ
https://jp.bloguru.com/kuma/query/?search=%E8%9E%8D%E7%9D%80&go=

わかお かずまさ
VegaSystems


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光ファイバーの融着(クリーブ:劈開(へきかい))

赤丸部分のゴム台に劈開した残存がある場合、劈開面が綺麗にならない。
劈開するとこの長さになる、これ以降はダイスの固定部分を開く場合
熟練が必要となる。
クリーブ:cleave とは劈開(へきかい)の意味。
光ファイバーでは、カッターでスリットを入れた結晶体(ガラス)を割ることで
平らな断面を得る事ができ、これにより融着面のロスを最小限にする事が出来る。

Cleaveには専用の治具、Cleaverを使用する。
Cleaverは超精密な治具であるため、衝撃を与えてはならない。落下など論外である。
修復が簡単に出来ないので本当に注意が必要。


Cleaverの詳細な説明は
ここのリンク内にあるので参照の事。

以下は融着に関しての投稿のまとめ
https://jp.bloguru.com/kuma/query/?search=%E8%9E%8D%E7%9D%80&go=

ダイスにセットしたら、クリーバーにかければ劈開してくれる。
説明にもあるが、クリーバーは掃除とメンテは必須、掃除は最悪都度行う
必要がある。



わかお かずまさ
VegaSystems


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光ファイバーの融着(セット前)

光ファイバーの融着機はセットが終われば、その後は機器がやってくれます。
問題はセット前の作業ですが、中でもダイスへのケーブルのセットはケーブルの質
によって大きく差が出ます。

ファイバーには曲がりグセはありませんが、外皮のビニールは材質・周囲温度でクセが
取りにくいモノが以外に存在し、セットに手こずる場合があります。

回転させるなどしてセットを試みますが、この時ケーブルを養生テープ等で余裕を
持って固定させるなどの工夫が必要です。

余長に余裕がないと失敗する恐れが高くなります。

以下は融着に関しての投稿のまとめ
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わかお かずまさ
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光ファイバーの融着(前準備)

黄色の部分に注意、A/B や 1/2の表示もあるので注意が必要
光ファイバーの融着で絶対必要な部品で重要ななものは成端されたケーブルです。
プラグに光ファイバーが片側だけ付けられたもので、ケーブル部分がカールのように
巻いてある形状から「ピッグテール」と呼びます。

この部品、結構高額であるため、安価なパッチコードで代用します。
パッチコードを半分に切断すれが、二組のピッグテール(つまり4本)が出来上がります。
でも、ここで重要な注意点があります。

パッチコードはRX-TXは当然両端で入れ替わっています、このため保持枠で固定された
部分は反対になっているので注意が必要です。

融着後はTX-RXの確認が絶対必要

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わかお かずまさ
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光ファイバーの融着

右手に持っているのがLCプラグ(成端済み)、これに光ファイバーを融着し、
保護加工したにが左手で持っている部分
LANケーブルにプラグを付ける事を「成端処理」と呼びます。
光ファイバーの場合、最近のLCプラグでは先端のいプラグ部分だけを取り付ける
のは難易度が高いため、既に成端済みのケーブルにファイバーをつなぐ手法が
行われます。この手法を融着処理と呼びます。

融着処理は融着機があれば簡単と思われていますが、実際に現場で加工するとなると
融着機の研修とは大違いで戸惑う事になります。

これは
1:現場では加工環境が不安定(周囲温度・作業台の有無)
2:ケーブルの固定などに工夫が必要
などが原因となります。

特に大量処理となると、この問題は効率に著しく影響します。

写真の背景にあるのが移動作業台、これが無いと大量の加工は
実際には難しい。
加工には二人が必要、ケーブルの前処理(外皮・皮膜除去)担当と、
融着機にセットする担当。
どちらも熟練が必要、熟練者に正しい方法を学び練習が必要。

過去の融着に関する投稿はこちら
https://jp.bloguru.com/kuma/query/?search=%E8%9E%8D%E7%9D%80&go=

わかお かずまさ
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Officeを高速化する

空色のケーブルが光ファイバー、1本8芯。
先端は未成端状態。
10G伝送は楽勝
Officeの高速化はリモートワークになっても必須条件です。
99%のLANケーブル銅線ですが、残りの1%は光ファイバーで構築します。
VEGAがこの光ファイバーへの変更のための施工のプロフェッショナルなのです。

新築ならさほどの技術レベルは要求されません。設計がしっかりしていれば、
施工の難易度はさほどではありません。

問題は増改築です。既存の伝送回路をを存続させ、そこに光の施工を行い、最後は
切り替えるのですが、この作業には広範なネットワークに関する知識と経験が
要求されます。

光ファイバーの施工の最大のポイントは成端処理です。光ファイバを通線するには
先端にプラグの付いた状態(パッチケーブル)での施工は大変です、場合によっては
不可能箇所が出現します。

これをクリアするのは納期を考えると融着作業しか現時点では選択肢はありません。
ジェルプラグでの加工もありますが、単価と安定性では融着には敵いません。

融着施工については別途解説します。


わかお かずまさ
VegaSystems


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光ファイバーの融着

完全に仕事内容の投稿です。
LAN・WANともに高速伝送には光ファイバーが圧倒的に有利です。
しかし、その施工の難易度はメタルの比ではありません。
融着機と呼ばれる特殊な機器も高額ですが、機器があれば誰でも
この作業が出来るわけではありません。

融着そのものは機械がやってくれますが、機械にセットするまでの事前加工は
完全な手仕事です。
コーティングで保護された125ミクロンのガラスの芯線、少しでも手荒に扱えば
たちまち折れてしまいます。
事前準備は、外皮を剥き、コーティングを剥がし、アルコールで洗浄し、
規定の長さで折る(切断ではない)作業です。

これを短時間でやらねばなりません。本数が多ければ、作業の効率の良し悪しが
もろに響いてきます。

この事前準備は手先のしなやかさが要求されます、工事前には十分な練習と感の
取り戻しが必要です・・・・


わかお かずまさ
VegaSystems


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光ファイバー融着作業

ダイスに光ファイバーをセットし、クリーブ後にダイスを融着機にセットします。
この時、芯線の両端が向き合っている事が重要です。先端がずれていると融着機が作業開始をしません。
写真を拡大すると先端同士に隙間があることがわかります。
この状態でX-Yのズレをチェックします、ずれている場合の大半はダイス内へのファイバーのセットに問題があります。
ダイスをセットして蓋を閉めると、ケーブルの先端部分が画像として現れます。
※ゴミなどは事前に完全に除去せねばなりません、
これには無水アルコールを使用します。
この画像で先端が直角になっていない場合、融着開始エラー
となります。

右下のボタン「Start」を押すと、X-Yの軸調整を自動で行い、先端を自動で接近・接触させ、レーザー放電で溶かして接続します。
推定の接合ロスが表示されますが、あくまでも目安程度。
融着完了時、先端がくっついています。
見た目は直線となっており、融着部分に膨らみはありません。
※拡大するとわかります
ケーブルをダイスから慎重に外します、この時最も破損しやすい状態となります。
取り外して少し曲げてみます、融着が完全ならこの程度では折れません。
この程度でも大丈夫です。
補強熱チューブを中心にセットします。
加熱部分に収めて、スタートボタン上の加熱ボタンを押します。
ボタンが送風機のマークに変われば終了です。
十分に放熱させた状態、この状態なら破損しにくくなります。
実際融着手順です
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバー融着の前処理

これがクリーバーとダイス
※クリーバーは光ファイバーの先端を直角に整形する治具です。
通常の工具で切断すると、切断面は滑らかになりません。
このため、小さな切り込みを入れて、折る様にします。
この面を端面と呼び、滑らかで有ることが要求されます。
本体右面、上がロックレバー。
下は、切断のための準備ボタン、押し込んで刃をスタート位置に
ロックします。
本体左面、切断された光ファイバーの残滓がこのポケットに入るます。
蓋を開いたところ。回転刃がまだ右側にあります。
この内部には残滓が残る事がしばしばあります、残っていると
クリーブがうまく出来ないで注意が必要です。
「2」のボタンを押し込んで、回転刃をセットした状態。
刃が左に寄っています。
ダイスをセットします。必ず矢印の位置に金属カバーを合わせます。
前過ぎても、後ろ過ぎてもいけません。
ここでぞんざいに扱うと綺麗にクリーブが出来ません。
※ケーブルはあえてセットしてありません
ダイスを前に押し出します。
この時「2」ボタンが押してないと、先端が変形して折れます。
蓋を閉めれば、回転刃が動き、ファイバーにスリットを入れ、その後
上から圧をかけて、クリーブします。
問題は蓋をゆっくり開けることです、ぱっと手を離してはいけません。
融着は機械が全自動で行うので、さしたる技術は要求されません。
技術を求められるのは、前処理です。
既に皮膜除去はアップしてあるので、その後のクリーバー処理です。

指導を受けずに、見よう見まねで行うと、成功率が著しく下がります。
丁寧に細心の注意で行う重要な作業です。
ぶっつけ本番をせず、何度も何度も練習が必要な作業です。
※本当に簡単に見えますが、そこに落とし穴があります
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバー融着機

融着機本体外観
操作画面
左上のMM Auto はマルチモード自動
右上の40mm 0.9 が補強熱チューブの長さと光ファイバーの外皮径
右下の Startで融着開始、その上で補強材の熱加工開始
融着機の内部
上側が補強熱チューブの加熱部分
下側が融着放電加工部分
オレンジ色のダイスは取り外しが出来、ここに光ファイバーを
装着しますが、09mmは外皮径を表し、サイズ外の使用は
出来ません。サイズに合わせダイスを用意しなけれなり
ません。
ダイスは強力マグネットの蓋を開けて、ケーブルをセットします。
左右別々、ダイスの右下にR(右)の刻印、先端を左に向け
外皮の部分を溝に入れ蓋をしますが、ケーブル外被にクセが
あり、曲がっているとうまくセット出来ません、寒い時は結構
手こずります。
光ファイバーの接続で最も確かで安定的な方法は融着です。
これには融着機と呼ばれる機器を使用します。
融着そのものは機器が全自動で行うので簡単に思えますが、それまでのセット
や初期設定、メンテナンスはさほど簡単ではありません。
説明書をみると簡単に思えますが、それには光ファイバーの基礎知識がしっかり
必要です。
高額機器であるため、メーカーの講習会などはありますが、実際の現場での施工と
安定した机の上での作業とでは注意すべき点が異なります。
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

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