ITエンジニアの道は困難で険しいですよ

 この写真は本文内容とは無関係です 
最近、ITエンジニアの養成講座のCMがよく目につきます。
いずれも高収入を謳い、短期間で習得可能なようなキャッチで溢れています。

過去、依頼を請け、数年間ITエンジニアを養成するため教壇に立った経験から
注意点をお話しします。

ITエンジニアには色々な分野がありますが、CMが多いのがWeb系のようですが、
分野に限らずI概ね以下の素養が必要となります。
1:英語(会話ではなく文章読解)
2:数学能力、2次元方程式の完全な理解、関数電卓が使いこなせること
3:作文能力、提案書作成、プレゼン能力
4:記憶力
5:論理的思考力
6:電気回路(電子ではない)の基礎知識

いかがですか?いずれも短期間で身につくものではなく、学生時代にちゃん
と学習し、トレーニングを行っていないとモノになりません。
これに加えて、いわゆる適正・地頭の良さが求められます。

大学時代に遊び呆けていては、この業界での仕事は大変です。
それでも以前は、養成し、育てる仕組みがありましたが、最近はそれは
なくなり「即、出来る人材を探す」になってきています。

CMを鵜呑みすると、高額な研修費だけ巻き上げられ、自分の素養の無さに
愕然とするか、もしくは就職できても、悪い待遇で酷使されるかです。
現状を嘆いて転職を目指すなら、自分の適性を見極めるべきですが、その
意味ではITエンジニアは適性要求レベルが高いのです。
数学、物理苦手の方は避けられた方が賢明です。
特にプログラム作成(コーディング)で自己裁量部分が多い場合、
物理的な知識が欠落すると、動けば良い、BUGがなければ良い式の
コーディングとなるケースが多く、速度低下や変更に多大な工数が
必要など、禍根を残す結果となります。

ITエンジニアはどの分野でも決して「チャラい」仕事でありません、
一人前になるには、余程懸命に努力しないと難しい仕事です。

同業の沢山の方を存じ上げておりますが、いずれも努力家であり、頭の中が
整理が実によく出来る方々です、彼らはプログラマーの下積みを経て、
SEとなり、PMの重責をこなしています、収入も当然高く、CMではこの方々
の給与を示しているようですが、それはかなり大変で道は険しいです。

ワオ!と言っているユーザー

お礼肥(好きな言葉です)

 今年収穫の幸水、本当に美味しい 

梨園のばあさまが、幸水の木にお礼肥を始めたそうです。
お礼肥、この梨園を手伝うようになって初めて聞いた言葉。

普通、肥料は施すといい、施肥という語彙があります。
施はほどこす、めぐむなどが主な意味で、対価を期待しない事の意味も
あるようですが、施肥は明らかに対価(収穫)を期待しての施しであります。

その点、お礼肥には、恵みに感謝し、与えてくれた木に感謝しお礼をする
意味があり、とてもすきな言葉です。
ばあさまの手伝いをして得ることが出来た一番の「収穫」です。

ワオ!と言っているユーザー

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