5月
14日,
2014年
山で迷わないために(1)
私は極めて臆病なので、天候などの条件が少しでも危ないと中止や撤退を直ぐにするので、「腰抜けリーダー」と呼ばれていますが、そのせいか、なんとか存命しています。
山での遭難は滑落などが一番のように思われますが、実は道迷いが筆頭で、実に40%以上になります。高齢者云々が言われる昨今ですが、実際には年齢の若い方の道迷いが多いのです。
もう一点、遭難に至らず這々の体で下山して事故にならないケースを計算に入れると
道迷いは実に90%以上と思われます。
道迷い防止に一番重要な道具はコンパスと地形図です。
特にコンパスは常時使えるように、それなりの準備と改良が必要です。
写真は、安価で信頼性の高いSLIVA(しるば)のコンパスですが、オリジナルの紐は日本人には長過ぎます。これを丈夫な紐に交換し、小型のカラビナを付けておきます。
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