1月
10日,
2011年
冬季の山での決断は極めて重要
場合にはどこで・何が起こったら撤退するかが極めて重要です。
一昨日の鳩吹トレッキングでも、重要な決断をして事無きを
得ました。
何時もの相棒が、足の不調を訴えました。
彼は健脚で、普段から運動も欠かさず、経験も豊富です。
当日は善師野>鳩吹>大脇口>パノラマコース>鳩吹>善師野
の長丁場を予定していました。
彼の不調はパノラマコースの岩場を登り切った辺りから出始め
少しの休憩で戻ったようですが、鳩吹から西山へ向かう途中で
痛みが再発。
西山からエスケープルートはなく、縦走路中最長のアップダウンが
待ち受けています。
その場での回復したものの彼の決断は、「今回は止めよう。」
決断は正しく、再度鳩吹から大脇口への下りで、不調が再発
かなりのスローペースで下山、後は平坦路で可児川駅に無事
到着。
事故は転倒や滑落ではなく、冷えは筋肉疲労を倍加させ、
事故と同様に歩行不能となります。
最初は大腿筋の収縮不良や痛みも、だんだん膝の靭帯部分に
及び最悪の事態となるのが冬場の歩行です。
初心者ではなくベテランの彼でも不注意ではなく、体調その他の
思わぬ事態となるのが冬場の山行きです。
低山とは言え、コース長があり、さらにアップダウンのあるこの
コースでの決断は重要で正しい判断でした。
無理すれば間違いなく筋肉を痛め、再起に時間がかかり、仕事
にも影響が出ます、山は逃げては行きません、また行けば良いの
です・・・・・
写真は鳩吹山頂から見ることの出来る御嶽山
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