10月
4日,
2010年
山では恐ろしい秋雨前線
今回は気圧配置の関係で、南からの暖かい空気が流入し
湿度が上がって蒸し暑い状態です。
このような状態では問題はないのですが、気圧配置の
関係で北からの冷たい風が吹きこむと山では厄介な
事になります。
昔から山に行くなら「田植えから稲刈りまで」とか、
「短パンで登れる期間しか行くな」と言われる理由の
一つにこの秋雨前線による気象遭難があります。
過去の事故例をみると、9月から11月での気象遭難は
この秋雨前線の通過時発生しています。
下界では曇やしとしと雨でもお山は大荒れ、吹雪や
冷た雨に見舞われます。
悪天候では
低体温による走行不能
滑落
転倒
道迷い
増水
など危険要素が一杯です。
先回紹介した「ツェルト」を始め、雨具などの用意が必要
な季節となってきました。
山の天気は午後から動く場合が多いのと、日の短い秋は
盛夏同様の早立、早帰りの速攻登山がおすすめです。
※画像はWebで拝借
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