仕事において、先延ばししたくなる心理状態になってしまうことがありませんか。一方で、その先延ばしの判断によって、後々トラブルが起こる・時間と信頼を失う、心理的に不安に陥るといった状態が起きてしまった経験もあるのではないでしょうか。
わかっているのに起きてしまう「先延ばし」について、土日や大型連休期間を使って向き合ったうえで、何らかの解決方法によって将来のトラブルやリスクを減らす機会に活用していただければ嬉しいです。
先延ばしをする理由
先延ばしの背景にはさまざまな要因がありますが、タスクが複雑な場合・困難である場合に、脳はそれを回避しようと働くことにより「先延ばし」が起こります。また、タスクがつまらないと感じる・不安を引き起こす場合にも、先延ばしが起こりがちです。この先延ばしにより放置されたタスクが、徐々に重要度が増す・緊急性が増すことなどにより、不安や焦燥感といったストレスに直結すると考えられています。
先延ばしには、これら背景に加えて、個人毎の傾向や特性も起因します。人が判断や行動する基準は、これまでの成功体験・失敗体験の積み重ねから学習したものです。言い換えるならば、これからの経験によって、今後の判断・行動が形作られるため、判断・行動を変えて新たな結果を積み重ねることで解決することができます。まずは、あなた自身が「どのような心理状態で先延ばしをしているのか」を理解することに着手しましょう。
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先延ばしをする具体的な理由
あなたが先延ばしする心理状態
先延ばし克服の対処法