宮城県の蔵が今日一蔵、再開しました。
『男山本店』 宮城県気仙沼市魚町2−2−14
★主な製造酒名 「伏見男山」 「蒼天仙」 「華心」
大震災で気仙沼湾沿いにある蔵は全壊、別の場所にある蔵は助かり、本日営業再開。
新酒の初搾りを行ったとの事、嬉しいニュースが飛び込んできました。
今日絞ったのは約1500リットル、一升瓶に換算して約830本。
他の蔵も営業再開に向けて頑張っています。
【震災に負けず、美味しいお酒を造ってください、応援します。】
東日本巨大地震により日本酒どころ、宮城・福島の酒蔵が大被害。
両県とも人的被害は無かったと聞いていますが、蔵、タンク、商品に被害が出た模様。
蔵の損壊、タンクが傾く、酒が流出、商品が破損、水に浸かった蔵も。
操業停止、出荷停止の蔵が続出、 おいさんの好きな蔵の酒も暫らくは飲めないかも。
【宮城県の主要蔵は27蔵】
宮城の好きな酒名 『伯楽星』 『浦霞』 『一ノ蔵』 『乾坤一』
【福島県の主要蔵は57蔵】
福島の好きな酒名 『飛露喜』 『大七』 『奥の松』
操業停止で飲めない酒もありますが、ほとんどの蔵は輸送が出来なくて出荷停止とか。
宮城・福島の蔵元さん頑張って復旧してください、 応援します!
【被災にあった蔵、宮城・福島の酒を飲みましょう、飲んで協力しましょう、これも震災復興支援のひとつです・・・ 】
★さっそく、伯楽星をいただきました、被災地、被災蔵を思いながら・・・ 頑張れ!
『大阪にとって天の恵みという言葉は悪いが、本当に地震が起こってよかった。』 と。
こんな考えられない暴言を吐いたヤカラがいます、 不謹慎極まりない!
よりによって、ベテラン府議会議員、それも府議会議長です!
大阪府議会議長の長田議員が、20日の事務所開きの挨拶の中で発言。
(この府議、阪神・淡路大震災を経験したであろうに、 旧WTCとは別問題)
海江田経済産業相が東京消防庁の放水作業に関し、「速やかにやらなければ処分する」 と圧力発言。
それに関して21日、石原都知事が菅首相に抗議したとか、都知事も 『震災は天罰発言』 人の事を言えるのか!
三者ともすぐに陳謝したが、この三者、それぞれ重要な立場にある政治家です。
被災した方々に対してどの様に考えているのでしょうか、謝って済む問題ではない。
★こんな政治家が震災復興や日本を再建出来るのだろうか?
「こいつら被災地に行って復興を手伝え!」 と言いたい。
今日から、本来の酒・料理中心の角打ちブログに戻ろうと思っていたのですが、
政治家の情けない、理解できない、不謹慎な言葉があまりにも続くので・・・
我慢できずに・・・・・ 政治家として失言では済まされない!
何を考えてこんな言葉が出るのか、日本を背負う政治家が・・・
★間違ってました、彼らが背負っているのは、『我欲』 だけでした。
今回の大震災で思った事、考えた事、知り得た事等を今まで書き記してきました。
阪神・淡路大震災を経験した当事者としての考え思った事を率直に、
被災された地域・みなさんの今後の復旧・復興・復活を願い、見守りながら、
大震災から早12日目、神戸にいて出来るお手伝いを、活動・行動にしていきたいと思います。
暗い話はこの辺で、明るい話題、楽しい話題のブログに切り替えようと思います。
★あらためまして、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
16年前の阪神・淡路大震災の直後に、それは起こりました。
当時バブルが弾け、各銀行が巨額の不良債権を抱えていた時期でした。
弊社が 「暫く復旧が済むまで返済金を待って欲しい。」 と当時のメインバンクに申し出ましたら、
政府の中小企業震災復興貸付金(上限5000万円)を借りて、銀行の返済に当てたらと暗に! (これは違反使途です)
副支店長と法人貸付担当が応対し、頭から断られ、「上記の方法がありますよ」 と暗に、「それは出来ません」 と言うと、
「返済が滞ると御社はブラックリストに載りますよ。」 と脅されました、超有名な大手銀行がですよ。
それも長年取引のある大手の銀行が。
当時、借入残高がサブ銀行も入れて、約1億5千万円ほどありました。(当時毎月の返済が約200万円以上でした)
仕事はストップ、売り上げはゼロ、社員のほとんどは自宅待機、人件費である給与は毎月支給しました(当然ですが)。
☆【サブ銀行である地銀は、銀行の方から 「借り入れの返済を半年から一年ほど待ちましょう。」 と言ってきました。】
涙が出ました、嬉しくて嬉しくて、何と親切な、サブですよ、それも小さな銀行です。
個人で蓄えてた預貯金を崩し、大手銀行には何とか返済をしていき、社員に給与を支給しました。
その後、倒壊した社屋を解体し更地にして売却し、大手銀行の借り入れの完済に当てました。
完済後に、メインバンクをこの大手銀行から、助けて頂いたこの地銀に変更して現在に至っています。
「メインバンクは現在、取引の決済の窓口だけにしか利用していません。」
【上記の文章は阪神・淡路大震災での実体験談です。】
★今回の大震災にあたって、中・小・零細企業および個人営業に対する復興・復旧・復活支援として、
各銀行は貸し剥がし、貸し渋りがないようにお願いしたいし、政府(国)及び各自治体の全面支援が必要です、
自社を守るが為だけの、不届きな銀行を監視し、被災地が早く復興出来るようにお願いしたいものです。
★復興のためには、国の復興資金援助、無金利・低金利貸付資金援助は絶対に必要です。
九州の友人達のブログ、書き込み等を拝見しますと、日用品の買い溜めが。
スーパー、コンビニ、ドラッグストアー等に於いて、飲料水、トイレットペーパー、乾電池類がスッカラカンだとか。
首都圏エリアは買い溜めがまだ続いているようです、神戸は少し落ち着いてきましたが、
被災地から遠く離れた九州までもが・・・、 沖縄でも乾電池が品切れとか。
理由は、品切れの関東方面の知人らに送る事と、もしものためにストックをとの心理が働いているのでは。
まだ個人的には被災地に直接物資は送れ無いのに、なぜ必要以上に買い溜めるのか。
店に在庫が無いと人間の心理はパニック状態になり、『買わなければ!』 との強迫概念が・・・
それが差し当たって必要でも無い物まで、ついつい買ってしまう事に。
★被災地の方々を間接的に支援するなら、買い溜めは止めましょう。
各種イベントやお祭り等が次から次へと、全国各地で中止や延期の自粛が広がっています。
止むを得ず中止をしなければならない地域や、イベント内容等による場合は致し方ありませんが。
「被災者に遠慮して」 「この時期催行するのは不謹慎」 中止の理由はいろいろあると思いますが・・・。
プロ野球公式戦もセ・パ共に延期が決まりました。(オープン戦は一部で行なわれています。)
しかし物は考えよう、発想を変えてみてはいかがでしょうか。
イベントやお祭り等を、被災地・被災者の復興支援のチャリティーイベントに切り替える案は。
街頭等での募金活動が数多く行なわれていますが、見ている限りいまいちのようです。
それより人がたくさん集まるイベントでの募金活動のほうが効果があります。
先日ご招待され出席した、「兵庫鹿児島県人会総会」 は中止せず催行されましたが、カラオケや鳴り物は中止、
復興支援チャリティーに切り替えました、「多額の義援金が集まりました。」 と主催者の発表。
大分でこの4月に開催される、「なしか!祭り」 も議論の末、タイトルを変えての開催が決まりました。
『ガンバロー!東日本 なしかの里から復興支援のエール』 支援チャリティーに。
【故郷、大分別府の歴史ある大イベント 「別府温泉まつり」 も中止が決まったようですが、
チャリティーイベントに切り替える事は、出来なかったのだろうか・・・? 】
阪神・淡路大震災の直後、余震の中、非難する人達、倒壊の建物、既にあちらこちらで火の手があがる、
それらの悲惨な光景を見ながら、ガレキとひび割れで段差の出来た道をひたすら車を走らせ、
会社は無事か、社屋は倒れてないか、火災は大丈夫かを考えながら、会社まで通常の3倍以上の時間をかけ、
やっとの事でたどり着いて見た社屋、建ってはいるものの無残な姿・・・
震災の翌日に、『全壊』 と書いた 『黒い紙』 が貼られました。
全壊扱いになった建物は人の立ち入りは一切禁止です。
ドアも窓も壊れ外部からは何処からでも侵入できる状態。
しかし余震でいつ倒れるか分からない中、かけつけてくれた社員と共に、決死の持ち出し。
先にも記述しましたが、真珠、現金、印鑑、通帳だけは持ち出しました。
社員の勇気と愛社精神に今でも感謝!感謝! です。
その後の盗難事件ではかなりの物が盗まれましたが、会社の重要な物は無かったので助かりました。
【真珠を持ち出し終了までの3日間、社屋の前の国道2号線歩道に車を乗り上げての監視、エンジンはかけれない、
寒い中毛布に包まって朝まで寝ずの番、飲み物は社員が並んで買って差し入れてくれたジュースだけ、
辛く眠く空腹で寒かったが真珠を取り出すまではと・・・。
震災の当夜、最初に救難活動で2号線を通った車両、和歌山ナンバーの消防車でした。
自衛隊伊丹駐屯地がすぐ近くにあるのに、自衛隊の緊急車両が動いたのは次の日遅くでした。
自衛隊の緊急出動が遅れた事に対して。
当時の村山首相(大分選出・旧社会党)の弁明は、「なんせ、初めての事でしたから・・・」 とは???
治療の優先順位を決める 『トリアージ』 の 『黒』 救命不能の判定。
阪神・淡路大震災の時にはこのシステムはありませんでしたが、今回は数多くの方々が黒判定。
建物の全壊の黒判定よりも、人命の生死を分ける黒判定ほど家族・身内にとって悲惨なものは無い。
★今回の大震災で亡くなられた方々に、謹んで哀悼を申し上げます。
原発の3号機に19日未明に放水を行った、東京消防庁の緊急消防援助隊の総隊長が記者会見。
「隊員の士気が高いので・・・」
「家族ですね・・・、本当に申し訳ない・・・、この場でお詫びとお礼を申し上げたい。」
活動には本人と家族の同意を得ての、ハイパーレスキュー隊員を充てたとか。
涙ながらの会見に、こんな人達がいる日本はまだ捨てたものではないし、必ず日本は復活すると確信した。
今日は自衛隊も加わり4号機の方も放水が行われているとか。
放水の効果が出て原発もまだ予断は許せませんが、安定してきてるようです。
皆さん頑張ってください、日本の復興のために。
★買いだめは止めましょう、これも復興のお手伝いのひとつです。
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