純米酒に醸造用アルコールを混ぜる不正表示や、規格外の米を原材料にした日本酒を吟醸酒とした、
神戸市灘区にある酒造会社 「福久娘酒造」 の親会社 「オエノンホールディングス」(東京都)は、26日、
【福久娘酒造の小島社長と前工場長の長沼取締役を解任し、製造リーダーで醸造アルコールの混入を指示した、
男性従業員を懲戒解雇するなど、計18名を懲戒処分にしたと発表した。
小島社長と、長沼取締役は、同日、退社。】
【発表によると】
男性従業員は酒の風味などを調整するため別の従業員に混入させていたが、
純米酒のラベルを貼っても国税庁が定める表示基準に違反するという認識はなかったと言ってる。
そんなバカな事はありません!!!
この男性従業員というのは言い換えればお酒造りの総責任者 “杜氏” を指します。
杜氏ともあろう人が 「国税庁が定める表示基準に違反するという認識はなかった」 と!
名前も経験年数も発表はしてませんが、 酒造りのプロ中のプロ! 考えられない言葉です!
ただ、これが本当だとすると、酒造りに対して全く無知な人間が造っていた事になります。
消費者を舐めるにも程があります。
私が察するに、すべて上からの命令だと思います!
製造リーダー(杜氏)は工場長から、工場長は社長からの指示があったことは確実なのですが、
さて、その社長は独自に判断して指示したのか!? 違うと思います!
親会社である 「オエノンホールディングス」 からの指示があったと考えられます。
親会社からの指示はなかったのか!
この親会社 「オエノンホールディングス」 は神戸の大震災後に、この福久娘や福徳長、合同酒精、北の誉など、
震災の被害で経営困難や経営不振の会社などを、次ぎから次にと吸収合併して大きくなった会社なのです。
その親会社が子会社に対して経営上、何も言わない、何も指示しない訳がありません。
利益のためには何らかの指示があったと見ても不思議ではありません。
福久娘酒造の経営陣に対して何らかのプレッシャーをかけていたと考えられます。
7年近くも不正を続けていて、親会社が知らなかったでは済まれません。
まさに! トカゲの尻尾切り!?
しかし、その親会社からは誰も処分者は出ていません。
真っ先に、親会社の社長が今回の責任を取り辞任するのが筋ではないでしょうか。
小島社長と前工場長の長沼取締役や製造リーダーらは、親会社からの “トカゲの尻尾切り” に過ぎません。
★日本酒業界のためにも、日本酒を愛する者のためにも、もっと徹底した事実解明が必要と思うのですが。
神戸市灘区の酒蔵会社「福久娘酒蔵」、親会社は 「オエノンホールディングス」(東京都)
【昨年11月12日の朝日新聞報道・福久娘不正表示】
国税庁の定めた表示基準に違反し、醸造アルコールを混入した酒を純米酒などと表示したり、
規格外の米を原材料にした日本酒を吟醸酒としたりしていたことがわかった。
【昨日の読売新聞報道・第三者委員会調査報告】
親会社「オエノンホールディングス」は弁護士らでつくる第三者委員会の調査報告を公表。
★組織的な関与は否定。
★製造現場と管理職とのコミュニケーション不足。
★管理体制が機能しなかった。
★醸造アルコールを純米酒に混ぜる不正表示は、2006年(H18年)11月から(7年間)。
『不正が長期間繰り返された原因は』
★管理職の現場を把握する意識の欠如。
★製造担当者の技術不足。
★赤字解消のための生産計画や人員体制に問題があった。
オエノンホールディングスは 「グループ全体で報告を真摯に受け止めたい」 とし、
再発防止策を28日までに公表するとしている。
しかし!?
これまでの福久娘酒蔵の電話による対応は、事実とは全く違う対応をしています。
【対応内容・抜粋】
「醸造用アルコールを使用した樽で純米酒を醸造したが、
醸造用アルコールを “意図して添加” したのではなかったのです。」 と、
いかにもちょっとした間違いのような事だったと、冷静な落ち着いた声で返答していた。
それが、発覚するまでの7年間も繰り返されてたと言うのか! 考えられない!
当時11月13日の新聞には 「純米酒に醸造用アルコールを入れることは認められていないが、
現場の担当者が、“アルコール度数を調整” するために “混ぜていた”」 と報道しているのに。
“酒は偽装酒”!!! “応対も虚偽”!!! と言うことです!
これほどの偽装を、担当者の一存でできるほど現場に権限と裁量の余地などはありません。
=他の蔵の関係者に聞いても 「そんな事は絶対出来ません!」 と=
会社ぐるみの何者でもありません! 対応まで嘘を吐いているのですから。
因みに発覚した、25BY(年度)1月~10月の出荷分は1升瓶換算で約25万本分とか。
=純米酒として偽装販売したら、1升に付き約100円の儲けとして=
25万本 × 約100円 = 約2500万円(偽装だけでの儲け)
1年間だけでも、純米酒として偽装販売だけでもこれだけの儲けが上乗せされるし、
規格外の米を原材料にした日本酒を吟醸酒として販売しているので、不当利益はもっと高額になります。
これで、「組織的な関与は否定」 などとよく言えたものです。
金儲けのために、会社ぐるみで行なったとしか思えません。
人の口に入るものを生業にしている商売人が、金儲けだけに執着して人を欺いている姿を見ると・・・。
これでは偽物大国の隣国を笑えなくなります。
美少年酒蔵、西酒蔵(富乃宝山)、昨年の浪花酒造など酒蔵メーカーの偽装問題は絶えません。
★日本酒、焼酎を愛する者としてこのような行為は残念で、絶対に許すわけにはいきません!
やしきたかじんさんの直筆サインです。(弊店ウーマンズ・ヴューにて)
たかじんさんはサインをしない方で有名でした。
ボス!奥田勝彦さんと、たかじんさんのバックバンド名「フライングリバティ」も書かれています。
歌手でタレントの、やしきたかじんさんが、1月3日、亡くなりました。
昨夜、かこもで飲んでいてテレビでの緊急テロップにて訃報を知る。
驚きました! まだ信じられません。 残念です!
ご冥福をお祈りいたします 合唱
【やしきたかじんさんのサイン】
このサイン色紙は、以前おいさんが経営していたライブクラブ 「ウーマンズ・ヴュー」 に、
たかじんさんの親友で音楽プロデューサーの奥田勝彦氏と共に来店したときに書いて頂いたものです。
サインを書かないので有名だったたかじんさん、この日は何枚か書いて頂いた1枚です。
たかじんさん、奥田さんと一緒にこの夜は深夜まで、好きなワインを飲み明かしました。
あの日、たかじんさん、音楽を情熱的に語っていたことが思い起こされます。
今となれば良い思い出になりました。
【奥田勝彦氏】
やしきたかじんさんのバックバンド 「フライングリバティ」 のリーダーを14年間勤める。
音楽センスに優れ、坂本スミ子、尾崎紀世彦をはじめ、多くの歌手のサポートをてがける。
クローン病でフルート&オカリナ奏者で有名な奥田良子さんのご主人でもあります。
「軍師 黒田官兵衛と黒田二十四騎」 のカレンダーをいただきました。
今年度放送のNHK大河ドラマに、初代中津城主・黒田官兵衛の生涯を描く、
「軍師官兵衛」 が決まりこの5日から放送が始まります。
ドラマ化を誘致してきた豊前国中津黒田武士顕彰会が昨年に続き今年も、
「軍師官兵衛と黒田二十四騎」 のカレンダーを作成しました。
官兵衛の他、黒田節のモデルとされる母里太兵衛や、
黒田家随一の豪傑とうたわれた後藤又兵衛ら24騎の肖像を載せています。
自治体により、古紙(新聞・雑誌・漫画・チラシ)の回収は苦労しているようです。
古紙は貴重な資源なのです。
神戸市では年間、1世帯あたり100㎏もの古紙がリサイクルされています。
神戸市全体で、約7万トンもの古紙が回収されてるといいます。
これは、大分のデパートが独自のアイディアでの古紙の回収法です。
古紙1㎏につきメンバーカードに1ポイント付加の交換。
★回収業者も1㎏当たり約1円での交換、妥当な交換です。
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