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進みながら待つ ~「進む」と「待つ」は両立できる~その姿勢が変化を育てる

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進みながら待つ ~「進む」と「...
何かを変えたい
 
動かしたい
 
実現したい
 
と願うとき、  つい「進む」ことばかりに意識が向き、「待つ」ことを停滞と感じてしまいがちになる。
 
 
けれども
 
本当の変化とは「進む」ことと「待つ」ことの両方が共存している時間の中で、じわじわと育まれるもの。  
「進みながら待つ」とは、状況を動かす力に抗わず、自分の呼吸に耳を澄ましながら、できることを重ねていく誠実な姿勢のような気がしている。
 
 
 
「進む」とは、必ずしも大きな決断や劇的な行動だけをを指すわけではない。
 
むしろ、「今の自分にできること」を少しずつ選び重ねていく、日々の静かな実践を指す場合もある。
 
・次の一歩が分からなくても、小さな記録を残しておく  
・相手からの反応がなくても、丁寧なメッセージを差し出す  
・何が動くか分からなくても、場を整えて待つ
 
これらは、受け身ではなく、「能動的な準備」の一部分。  

つまり、進むとは「自分を整える力を使うこと」でもあり、それがやがて流れを動かす準備になるように思う。
 
 
誰かとの関係において、「もっとわかってほしい」「早く動いてほしい」と願うことがある。  

ただ
 
相手の準備が整っていないときに、焦って変化を求めると、関係性はすれ違いや摩擦が生まれる。  

だからこそ、「待つ力」が必要になる。
 
「待つ」とは、何もしないことではなく、相手の変化に必要な時間を尊重するという実践。  
 

その実践には、信頼、寛容、忍耐、余白へのまなざし、そうした力が宿っているんだと思う。
 
 
 
特に支援や対話の場では、「今、踏み込むべきか」「今は待つべきか」という判断が、関係性の質を左右することがある。
 
 
そのとき
 
「進みながら待つ」姿勢を持っていたなら、自分ができることは実直に行いながら、相手の反応や場の変化に耳を澄ませることができる。
 
つまり、「待つことに甘えず」「進むことに傲らず」、『タイミングを育てる実践者』として場を整えていける。
 
 
「進みながら待つ」という言葉は、  

焦らず、止まらず
 
その絶妙なリズムの中で、自分と誰か、そして場との関係性を育てていこうとする意志の表れなんだ。
 
それは、力技で動かすのではなく、『整えることで動きを呼び込む』という、静かな実践。  

そしてその実践こそが、変化を納得できるかたちで迎え入れる土壌になるのだと思う。
 
今日も、進み続けながら待とう。

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