お水取り その2
3月
14日
奈良から戻りました。疲れましたが、「お水取り」を見たいという前からの願いが叶い、とても有意義な楽しい旅でした。
12日目の深夜、すなわち13日の午前1時半頃から「お水取り」が始まります。東大寺二月堂内から出て、階段下にある閼伽井屋まで香水を汲みに行きます。今回、これを3回繰り返すことが判りました。そして、桶を担いで階段を降りる時と、香水を桶に入れて階段を上る時に雅楽が演奏されます。すなわち、計6回演奏されます。今回、この雅楽が本当に演奏されるのかを確認することもひとつの目的でした。確認ができて、とてもよかったです。
この「お水取り」の後、火天と水天の舞「達陀(だったん)」が二月堂内で始まります。今回、この「達陀」は人がいっぱいで見れないだろうと思っていましたが、ラッキーにも礼堂正面の西局中央に入ることができました。その代わり、1時間半立ちっぱなし......でも、とてもよく観察できて感動しました。結局、練行衆がすべての行法を終えて、二月堂を出て行ったのが午前4時を過ぎてました。