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葡萄透し花瓶

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石川県立工業高等学校蔵、202... 石川県立工業高等学校蔵、2022年8月9日(火)朝日新聞夕刊から
 石川県立工業高等学校が所蔵する初代諏訪蘇山の「葡萄透し花瓶」である。高さ36.2cm、製作されたのは1907年から1909年の間で、現在、京都市京セラ美術館で行われている「綺羅めく京の明治美術-世界が驚いた帝室技芸員の神業」展に展示されている。
 この花瓶と初めて出会ったのは20年位前である。日本建築学会大会が金沢で行われたとき、予約すれば、土曜日の午前中に板谷波山の作品が展示してある石川県立工業高等学校のギャラリーを見学できるとガイドブックで読んだので、ダメもとで連絡してみたら、当時の陶芸科の先生が対応してくださり、見学できたのである。ビング&グレンダールのファニーガルデやエフィーの作品に似ていると思い、出会ったときは衝撃的であった。初代諏訪蘇山といえば、青磁が有名であるが、私にとっての諏訪蘇山といえば、この花瓶である。
 実は、これよりももっと大きい「葡萄透彫彩色花瓶」が、現在、石川県立歴史博物館で行われている「工芸教育の精華 納富介次郎とデザインの思想」展で展示されている。県内にある私設美術館が所有しているもので、形は「葡萄透し花瓶」と同じだが、高さが64.5㎝もある。
 すごい迫力だろうな..見てみたいな..しかし遠いな..でも、見てみたいな..
#陶磁器

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