名古曽の滝址側から見た大沢池。奥は嵐山。
嵐山を背景に、大覚寺本殿。
大覚寺の庭園にある大沢池である。とても、美しい。毎年秋に、この池に船を浮かべて、観月会が行われる。水面に映る中秋の名月を楽しむのである。しかし、この観月会のおかげで、大沢池の環境は一時とても危機に見舞われた。この観月会を行うために、蓮が邪魔になり、ソウギョ(草魚)を放した。その結果、蓮はもちろん無くなり、大沢池の環境は最悪になった。そして、この大沢池の環境を元に戻すために、大覚寺大沢池景観修復プロジェクト、ソウギョバスターズが結成された。詳しいことは、
「大覚寺大沢池 景観修復プロジェクト―古代と現代をむすぶ文化遺産―」
出版社:世界思想社
に記述されている。今回、この本の編集者であり、このプロジェクトで中心的な活動をしている河原司さんに、大覚寺の広間でレクチャーして頂いた。とても、面白かった。
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