スーパー十六夜
6月
25日
一昨日、満月の夜(雨で見えなかったが)、渋谷でバリのトランス映像を見た。映像はそれなりに面白かったが、映像上映後のトークはいらなかったかな。
バンリ地方のサンヒャン・ドゥダリは、トランス・イン・バリという本の写真でしか見たことがなかったので、音と映像付で見れたのは良かった。音はダブルリードの笛と太鼓で、なんか中近東の音楽のようだった。ということはイスラム色が強いのかな。バリス・チナも動画は初めて見たが、ゴング・ベリは実際バリのレノンで、生で聴いたことがあったので、そう不思議には思わなかったが、これらは中国の道教である。ほら貝や、バリ島のクリス(剣)ではなく刀も出てきて、日本の山岳信仰に似ている。個人的には、ゴング・ベリのトランスダンスは、台湾のシャーマン、タンキーの踊りに雰囲気は似ていると思う。
ヒンドゥー教を含めた、これらの宗教が、バリ島の土着信仰と結びついて、バリ島の独特な祭祀儀礼が生まれたと今まで、なんとなく思っていた(というか、そう本には書いてあるので)が、なんか今回の映像を見て、最初から外からの宗教儀礼が、それぞれ相互間に影響し合いながら、少しずつ、変化していき、いまの形があるような気がなんとなくしてきた。
ということで、満月の夜のお話でした。
投稿日 2013-06-25 00:36
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投稿日 2013-06-25 17:47
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投稿日 2013-06-25 06:41
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投稿日 2013-06-25 17:49
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投稿日 2013-06-25 07:12
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投稿日 2013-06-25 17:53
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