富士山とカールさん
12月
6日
カールさんは仕事柄、世界中いろいろなところへ訪れていますので、なるべくRCやB&Gのコレクターとコンタクトをとるようにしているようです。でも、実際、RCやB&Gのコレクター人口も多いわけではないので、なかなか会うことは難しいようです。
すでにネットで私のことは調べていたようで、年齢や職業、専門分野まで知っていました。彼のコレクションの写真も持ってきて、いろいろ説明してくれました。なんと、染付金彩のB&G鷺サービスの皿を2枚持っていました。どうやら、1889年のパリ万国博覧会だけではなく、1890年代から1914年までの間にも少し作っていたようですね。ユニカの大きいB&GやRCの花瓶もいくつか持っており、購入したときの経緯をいろいろと話してもらいました。
コレクションの話の後、将来、私の展覧会を海外でやる予定はないのかと聞かれました。考えてもいなかったので、特に予定はないと答えてしまいました。彼はやって欲しかったのでしょうかね。まあ、ドイツにはブローハム美術館というユーゲントシュティールの陶磁器を所蔵している素晴らしい美術館があるので充分でしょう。
陶磁器の話だけでなく、最近の理系の学生の質が悪いという話や、居酒屋でタバコを吸っていたお客さんがいるのを見て、ドイツでは考えられない光景だなど世間話もたくさんしました。あっという間の3時間でした。
投稿日 2011-12-06 00:32
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2011-12-07 08:51
ワオ!と言っているユーザー