ミュージカル・オーディションで受け入れられた長女は
週に4日間の練習が今日から始まった。
彼女をエバレットに連れていかねばならないのだが、
夕刻のI405北路は渋滞が酷すぎる。
日本と違って電車のないここでは、
どんな習い事でも車で送迎せねばならない。
最初の一回目を終えて、
良いインストラクターや友人たちに恵まれたようで充分に楽しんだようだ。
往復数時間にもなる交通クレジットをしっかりと挽回してくれよ、
あけみちゃん!
簡略審査に選ばれた
最新式の搭乗機は新しく快適で、足元も広いスペース
オークランド空港で保安検査の列に並ぶ時、
電子モニターの矢印が指す方向へ進むようにと係員に言われた。
無作為に選ばれたその列に並ぶ時者たちは
審査の時靴やジャケットを脱がなくて良く
PCをカバンから取り出す必要なく
3・11前の簡略審査で良いのだという。
これは試験期間で、
しばらくすればすべての乗客を対象に簡略審査が始まるのだそうだ。
審査ゲイトを通過する時「ビッー」と電子音が鳴った。
これも無作為による選り分けで、手のひらを探知機の様なもので検査された。
「今晩はとても恵まれました。
二重の選びに与ったんですから」
と係員に言ったところ、
「その通りだ」と言いながら、腰を曲げて笑っていた。
彼は多分クリスチャンだろう、と見越してのジョークであった。
サンフランシスコ・ユニオンスクエア付近のレンタル自転車
先日ニューヨークで初めて見たレンタル自転車が
サンフランシスコでもお目見え。
報道によれば試験的に導入したところ市民の活用率が良好とのことで
今後はさらに多くのステイションの設置と
5千台までの自転車が市内を走ることになるのだそうです。
全米でもポートランドについで
自転車フレンドリー度数が2位のサンフランシスコならではの
交通環境がなせる業
これが渋滞緩和に役立つのならさらに歓迎。
今日の渋滞はこれまでで一番酷かった。
信号が青になっても車一台分も進まず、完全駐車場の有様。
いつもは5分ほどのユニオンスクエアからベイブリッジまでが、
何と50分もかかってしまったのだから!
土砂降りでもテノールおじさんの声はユニオン・スクエアに響きます
シアトル行の飛行機。
パイロットが自ら窓拭きをしているのを初めて見ました。
この日、サンフランシスコは大雨に見舞われた。
この街で初めて傘がほしいと思った。
ここ5ヶ月間ほどは、まともな雨が降っていないようである。
いとこが住む近所の山、Mt.Diabloでは激しい山火事となり
数百人に避難命令が出されたのが先週のことだった。
この雨は必要とされていた。
だから文句を言うわけにはいかず、
さりとてずぶ濡れになるのも気が引けて、
早めのランチをと、お馴染みのレストランに駆け込む。
サンフランシスコからハイウエイ80を北上して
ベイ・ブリッジを走行している時に気がついた。
「あっ!」
「新しいブリッジを通っている」
数年越しの工事がついに完成したんだ。
右側に以前のベイ・ブリッジがドーナッツ状になって並行している。
新しいベイ・ブリッジは、上下線が左右に幅広く別れている。
高いポールには数多くの照明ライトがくっついていて、充分以上の明るさに照らしてくれるようだ。
きっと毎朝の渋滞もレーン増設によってすっかり緩和されていることだろう。
それはサンフランシスコに至る上り車線を通行しないと分からないことであるが。
米国の主要都市であっても、
インフラ整備に絶えず追いかけられている。
101から太平洋に突き出した灯台を眺める。
オレゴン・トリップから。
ポートランドからの帰り道、ハイウエイ5は、
州都オリンピアにある州立議事堂の隣を掠めるように抜けている。
そのオリンピック市街に至る直前に、ハイウエイ101への分岐点がある。
101へ入るとピュゼット湾の西岸を洗いながら進み、巨大な入り江を挟んでカナダ国境まで北上している。
左手にあるオリンピック山脈を抱きかかえるように、
101は左へ折れて、東へ進む。
太平洋岸近くで南に進路が折れている。
その辺りは昨年、キャンプしたところ。
フラッタリー岬も訪れて、
地元のマカ族・インディアンが運営しているレストランでランチをご馳走となった。
日本人漁師の漂流民がマカ族に助けられて、
幕末の開国史に名を連ねるようになるが、彼らが上陸したのもその辺り。
101は以後、ワシントンからオレゴン、カリフォルニアの太平洋岸
を洗いながら続いている。
先週のオレゴン・トリップでは、
その101をカリフォルニアの北岸からオレゴン州北部までを北上したことになる。
この日、公園に設置されてある案内板を見て、
101がオリンピアを始点・終点としているのを始めて認識した。
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