復活の朝 The Resurrection Morning
3月
29日
マルコ16:1-8
さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。 2そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。 3彼女たちは、「墓の入口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか。」とみなで話し合っていた。4ところが、目を上げて見ると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。5 それで、墓の中にはいったところ、真白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。彼女たちは驚いた。6青年は言った。「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。7ですから行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』とそう言いなさい。」 8女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。すっかり震え上がって、気も転倒していたからである。そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。
みなさん、イースターおめでとうございます。今日は、イースター、復活祭です。イエス・キリストの復活をお祝いする日となっています。日本では、なじみがありませんが、アメリカでは、イースターだけは教会に行くというほど、教会の中の祭りごとでも、一番大切にされている日でもあります。
★イエス・キリストの復活の力
キリスト教の大きな特徴の一つは、復活を信じていることです。キリストが復活されたことは、キリスト教を産み、教会を産んだ。そして、この復活のニュースは瞬く間に、当時の世界に広まり、当時のローマ帝国は、キリスト教とは似つかない文化と堕落したモラルを持っていたにも関わらず、またキリスト教を迫害し続けたにも関わらず、ローマ国分裂後わずか十数年後には、キリスト教国となったほどであった。
また、世界中の言葉に聖書は訳され、聖書はベストセラーであり、多くの人々に読まれている。これも、キリストの復活ゆえの話しである。
これほどまでに、キリストの復活というものは、人々にインパクトを与え、その人生を変えるものであると言える。
さて、このキリストの復活とあなたとは、どんな関係があるのでしょうか。
★キリストの復活が人類に可能にするものとは
世界中の人々には、何人であれ、どんな文化であれ、どんな宗教を信じているかに関わらず、共通した悩みがあります。大きく挙げて二つあります。
一つは、死の問題。
死に至らせるものも含めて、死といいましょう。例えば、病気の力も死、また、不慮の事故、また人間関係がもたらす不和も究極的には人殺しに導くので、死の力と考えてもいいでしょう。人は、どんなに金持ちになっても、死の問題は解決できない。ビル・ゲイツ唯一の悩みは、長生きできるかどうかだそうです。どんなにお金があっても、どんなに幸せでも、死からは誰も逃れることができません。また、お金が無い人にとっては、人生は苦しみ。苦しみから解放されたい。と思う。これも、死に結びついている。
もう一つは、正しく生きたい。義の道を歩むこと。夢の実現できる自分になりたい。
人は、何らかの良心の呵責を抱きながら生きています。そして、常に、自分にもっとこのような能力があったら、このようにできたら、もっといい人生になるのに、もっと正しく生きることができるのに、と思うものです。私の例/コントロールしきれない 正しいことが分かっていもそうできない自分がいる。
そして、この二つは、私たちの罪の性質に起因しているのです。
ローマ6:23
罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。For the wages of sin is death, but the gift of God is eternal life in[b] Christ Jesus our Lord.
キリストは、罪の力を打ち砕き、復活の力によって、罪からくる結果を無効とされたのです。だれでも、イエスキリストの十字架と死と復活を信じるならば、その力は、あなたに与えられるのです。信じて、そのとおりに歩き出す時に、あなたは、奇跡を体験するようになるでしょう。人生が変えられていることを実感し始めるでしょう。
さて、では、その復活に出会うには、どうしたらいいのでしょうか。。。
★ イエスの復活を一番に知った人たち
今日の聖書箇所に戻りますが、イエス様の復活を一番に知ったのは、女たちでした。女たちは、十字架で死んだイエス様が、すぐに安息日に入るので、きちんと埋葬をしてあげられないまま、墓にいれられていたのを悲しく思い、安息日が終わると朝早く、真っ先にお墓に行って、きれいに埋葬をしようと思ったのです。
◎愛するならば
女たちは、ただただあの優しいイエス様に仕えたかったのです。三日目によみがえられることなど、いくらイエス様が生前に話していましたが、そんなことはもう忘れていたのです。墓の前に置かれた大きな石を誰が転がすか。。。あれは、到底女たちではのけられない。。。けれどもいてもたってもいられず、女だけで急いで墓に向かったのです。それは、女たちのイエス様への愛。また、優しいイエス様への愛の恩返しだったのです。私たちに、真理に向わせる一つの道があるとするならば、愛することです。愛するならば、分かる。神の愛に応答して、神の愛のある方にいくなら。。。。愛を道しるべに道をたどって、決して道を誤ることはありません。
愛の故に、墓に走っていきました。するとどうでしょう。墓の前の石は取り除けられていたのです。
私たちも、神のためによいことをしようとする時、取りこし苦労することが多いですね。私がこれをしても、障壁が邪魔するのではないか、とか、この石は大きすぎる、だから、私はできない、初めからやらない、などなど。。。しかし、神様は石を取り除けられたのです。石をのけなくても、イエスは墓からでることだったできたのですが、あえて。。。
これは、みなさんがたのへのメッセージではないでしょうか。愛を追いかけ、愛することをやめないように。そして、神を愛する人には、神が必ず障壁を取り除いてくださるということ。
◎固定観念を取り除くこと
女たちは、びっくりしました。そして、墓の中にイエス様のご遺体がないので、悲しみました。天使たちが、イエス様がよみがえられたこと、ここにはいないこと、そして、ガリラヤで弟子たちとあうことを言われましたが、女たちは、恐れのあまり、走り去ります。他の聖書の箇所では、泣いているマリアにイエス様が現れたり、していますが。。。
どれほど、私たちは、自分たちの過去の経験によって物事を判断しているか、と思わされます。Ungodly Belief と私たちはよんでいますが、私たち人間は、私たちの経験にもとづいて物事を判断する傾向にあります。全く頭で考えたこともない事、これが、実は、女たちにとっては、イエスの復活でありました。イエス様が語られたのにも関わらず、彼女たちの頭と心に入ってこなかったのです。そうです。実際経験するまでは。。。。です。
私たちも、神様を小さな箱に入れないように気をつけましょう。そして、自分の経験や判断を超えて、素晴らしく働くことのできるイエス様をしんじようではありませんか。
このイースターの日に、もう一度、愛によって、神に近づき、神の愛への感謝によって行動し、そして、神様にあって、良いことを期待しようではありませんか。
ヨハネ11:25-26
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。26 また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」Jesus said to her, “I am the resurrection and the life. He who believes in Me, though he may die, he shall live. 26 And whoever lives and believes in Me shall never die. Do you believe this?”
ぼ
投稿日 2016-03-29 20:05
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2016-03-30 01:50
ワオ!と言っているユーザー