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国家公務員、55歳以上は昇給廃止 人事院が勧告へ

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS24026_U2A720C1PP8000/?dg=1
より

 人事院は24日、来年1月から55歳以上の国家公務員の昇給を原則として廃止するよう勧告する方針を固めた。国家公務員の給与は50代後半で民間を上回ることが多く、官民格差を是正する。8月上旬に勧告する方針だ。

 現行では標準的な勤務評価の職員は55歳に達しても定年の60歳まで昇給を続ける。今回の勧告ではこれを原則停止するよう求める。標準より優秀な評価を受けている職員への昇給は認める方針だが、引き上げ幅を圧縮するよう勧告する考えだ。

 国家公務員は50代後半に地方出先機関などの管理職に就くなどして民間の給与を上回る傾向がある。人事院は2010年にも55歳以上の給与を平均1.5%抑えるよう勧告したが、さらなる格差の是正が必要だと判断した。

 国家公務員の給与は人事院が毎年実施する民間給与調査を基に、格差があれば人事院が国会と内閣に民間と均衡させるよう勧告している。

 昨年度は平均0.23%の給与引き下げを勧告したが、政府は人勧実施の見送りを検討。最終的に、民主、自民、公明3党の合意で勧告分を含めて国家公務員の給与を12年度から2年間で平均7.8%引き下げ、東日本大震災の復興財源に充てる法案が成立した。
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格差を埋めようとして、結果的に昇給廃止になってのでしょうね。
天下れないと、ますますやってられなくなりそうな気がします。

http://www.j-cast.com/2012/07/24140487.html
より抜粋
ゲンダイネットに2012年7月20日掲載された記事によると、民主党本部が「民主党キャッチ・フレーズの募集について」という文書を所属議員と県連に対して送り、7月30日までにメールかファックスで送るよう呼びかけているのだという。

それが2chで盛り上がっているようです。小沢新党の名前で持っていかれちゃいましたので。

「国民の生活が台無し」
「国民の生活が2番じゃいけないんですか?」
「嘘つきは民主の始まり」
「(中)国民との約束を守ります」
「なんちゃって与党 民主党です」
「ルーピーと愉快な仲間たち」
「鳩に餌をあたえないでください 糞害で困っています」

「前の衆院のときに使われてた鳩ポスターのフレーズと一緒でいいよ 政権交代」
「政権与党なんだから今までの実績を書けばいいだけだろ? キャッチフレーズなんて『これからやります』って事だし、野党がやればいいんだよ」といった意見も出ている。

とのこと。

こんな揶揄される与党から昇給停止を食らう立場の人達の心中やいかに。
今に始まったことじゃないと喝破されると思いますが・・・
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スズキ、暴動でインド子会社生産停止 従業員1人死亡 日本人幹部もけが

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1903X_Z10C12A7EB2000/?dg=1
より

 スズキのインド子会社、マルチ・スズキが同国北部ハリヤナ州に持つマネサール工場で18日夜、従業員による暴動が発生した。同社によると、人事担当者のインド人従業員が1人死亡し、少なくとも40人程度が負傷した。工場長クラスの日本人幹部3人も殴られ、うち2人が病院に向かった。いずれも軽傷とみられる。

 同工場はマルチ・スズキの主力工場の一つ。小型車「スイフト」などを年65万台生産する能力を持つ。従業員数は3000人規模とみられる。

 事件の全容や理由は明らかになっていない。マルチ・スズキによると、18日午後7時ごろ、従業員100人以上が工場の建物に乱入し、事務所に火を付けるなどしたという。製造設備には目立った損傷はない。19日朝時点では平静な状態に戻っているが、生産は停止している。同社の中西真三社長は「できるだけ早い段階での生産再開をしたい」としている。

 マルチ・スズキは昨年来、従業員による深刻な労働争議に直面し続けている。今回、暴動があったマネサール工場では昨年6月にも大規模なストが発生。8月には一時的に、会社側が工場を閉鎖する事態となった。

 10月に入り、従業員側が就業規則順守の署名に同意した。しかし、停職処分を受けた同僚の復職を求める従業員が再びストを決行した。
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激しいです。

日本でもかつては激しい労働争議の時代がありました。
激しさの面では、今はそこまではいかない?ですが、経営環境の悪化からも不当労働行為、不当解雇、パワハラ、セクハラ、鬱・・・揉め事は相変わらず多いです。

賃上交渉が多いでしょうから、人件費が上がっていくのでしょう。
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馬鹿げていますが夢がある車でしょうかね

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馬鹿げていますが夢がある車でし...
http://www.cnn.co.jp/fringe/30007371.html
より

世界初、車内にエスプレッソマシンを装備 伊フィアット

(CNN) イタリアの自動車メーカー、フィアットは、10月に発売する「フィアット500L」にエスプレッソマシンを装備する。同社によると、標準車へのエスプレッソマシン搭載は世界初だという。

車載エスプレッソマシンはイタリアの大手コーヒーチェーン、ラバッツァと組んで開発した。フィアットはウェブサイト上で「車から出ることなく最高のイタリアンエスプレッソを味わいながら一息つきたいと思いませんか? 500Lならそれができます!」と宣伝している。

しかし米国ではこの装備に対し、脇見運転の新たな原因になりかなねないとして批判の声が続出した。携帯メール操作による脇見運転の危険が指摘され、運転中のメール操作禁止の動きが広がる中、エスプレッソを車中で作ることがいい考えだとは思えないとの意見もある。

もっともフィアットのエスプレッソマシンが使えるのは停車中のみ。そのことを知った上での批判かどうかは不明だ。

また、コーヒーをこぼしてやけどする恐れがあるなど、安全性を問題にする声も出ているが、フィアットでは実験の結果、安全性が確認されたと説明。同社の担当者はエスプレッソマシンについて「車が停車している時しか利用できない」「極めて小型で台座に固定されている。コーヒーの量は一般的なカップの量よりもずっと少ない。エスプレッソなので極めて小さい」と話している。

フィアット米国法人によれば、米国で販売するモデルにエスプレッソマシンを装備するかどうかはまだ未定だという。
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真面目に馬鹿げた発想を商品化する余裕や柔軟性が良いなぁと。
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法務省、社外取締役の義務化断念 経済界反発強く

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1800C_Y2A710C1MM0000/?dg=1
より

 法務省の法制審議会(法相の諮問機関)の会社法制部会が検討している会社法改正に関する要綱原案が明らかになった。昨年12月に示した中間試案に盛り込んだ大企業への社外取締役の起用義務付けを見送ったほか、親会社の株主が子会社の取締役の責任を追及できるようにする「多重代表訴訟制度」の導入を盛り込んだ。

 社外取締役の設置をめぐっては、オリンパスや大王製紙の不祥事を受け、経営の透明性を確保するために法制審が「監査役会設置会社で会社法上の大会社(資本金5億円以上または負債200億円以上)」か「有価証券報告書の提出義務のある企業」に義務付ける案を検討していた。

 しかし、経済界は「弊害が大きい」などと強く反発。経団連は「社外取締役の義務付けを一律に導入することには合理性がない」などとする意見書を法制審に提出しており、原案ではこうした批判に配慮した。

 子会社の不正を親会社の株主が監視するために多重代表訴訟制度の創設も明記した。制度が乱用されないように、訴えを起こせる株主は「親会社の発行済み株式を1%以上持つ」ことなどが必要になる。訴えることができる相手も「親会社の総資産額の5分の1以上を持つ子会社の役員」に制限した。

 同部会は8月中にも要綱案を決定する方針で、法制審は早ければ9月に答申を出す。法務省は答申を受け、秋の臨時国会に会社法改正案を提出し、2013年度中の施行を目指す考えだ。
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監査役会設置会社で会社法上の大会社・有価証券報告書の提出義務のある企業
⇒ 社外取締役の設置の一律導入に合理性無しという経団連さん

監査役会設置会社で監査が機能していれば、社外取締役の設置も不要かと思います。社外取締役に会社の言う事を聞いてもらおうと思えば、役員報酬は高額化していきます。又は、関連会社、主要取引先、実質下請会社からの受け入れになってしまえば、社外取締役を設置しても意味を成さなくなります。社外取締役の元を辿れば、系列の人だったなんてのも十分起こる話です。


子会社の不正を親会社の株主が監視
⇒ 親会社の発行済み株式を1%以上持つ株主が訴えを起こせる
   親会社の総資産額の5分の1以上を持つ子会社の役員を訴えられる
   と制限すべきという経団連さん

親会社を無視して子会社が不正をするっていうのも考えにくい話だと思う私はおかしいでしょうか。

また、
訴える側   : 親会社の株式の1%以上を持つ人
訴えられる側 : 親会社の総資産額の5分の1以上を持つ子会社の役員

これは、
どちらも同じ人(創業者)
又は、訴えられる人はいない。
のように感じる私はおかしいのでしょうか。

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大人がお手本。小学一年生。

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大人がお手本。小学一年生。
シビアで適切な御指摘です。
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元国税庁長官 「俺は年金スペシャリスト、国民年金なんか払うな」

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http://www.wa-dan.com/article/2012/07/post-840.php
より

元国税庁長官 「俺は年金スペシャリスト、国民年金なんか払うな」
 
 元国税庁長官・大武健一郎氏(65)は「税と年金のスペシャリスト」(財務省関係者)と呼ばれてきた。それは、1976年から2年間、厚生省(当時)年金局年金課で年金を、大蔵省では主税局一筋で竹下内閣の消費税(3%)施行などから20年近く、税制改革に携わった他に例のない人物だからだ。その大武氏が「年金は払うな」と発言していたことが、妻・満里子さん(61)の告発でわかった。

 満里子さんによると、長女が20歳になり、区役所から国民年金を納付するよう連絡がきたとき、満里子さんが相談すると、大武氏は繰り返し、「国民年金なんか払うな。将来は破綻してもらえないから損をする。俺は厚生省で年金のスペシャリストだったんだぞ」と言い放ったという。

 満里子さんの証言によると、家族に対して金銭面ではかなりシビアだったようだ。

「結婚以来30年以上、夫は私に預金通帳、給料明細を一切見せず、収入の一部を現金で手渡してきました。子供たちが小学生のころは18万円程度しかもらえず、エアコンも買えないほど生活は苦しく、同じ官舎に住む同世代のノンキャリアの部下のほうが生活水準が高かった。私が文句を言うと、『あの人は悪いことをしている』とはぐらかしていました。そして都合が悪くなると、『俺も悪いことをするぞ』と威嚇し、暴力をふるうようになりました」

※週刊朝日 2012年7月13日号
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やれやれでございます。
GOGO!の意味ではありません。
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身内にゃぁ甘いようで

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120713-OYT1T01152.htm
より

 会計検査院は13日、電車内などで女性に痴漢を繰り返したとして、40歳代の係員の男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。


 発表によると、職員は今年4月17日夕、東京メトロ千代田線の車内で女性の太ももを触り、都迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕された。2日後に釈放(後に不起訴)されたが、6月12日夜にJR神田駅前の路上で通行人の女性のスカートをまくり、再び同容疑で逮捕された(略式起訴)。検査院に対し2件の痴漢を認め、「魔が差した」と話しているという。

 検査院は、これまで処分歴がないこと、幹部ではないことなどからこの処分にとどめたとしている。
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民間だと即ロンになると思いますが・・・
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平成24年版高齢社会白書公表 by 厚労省

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平成24年版高齢社会白書 概要版

白書全文
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/gaiyou/24pdf_indexg.html

白書 高齢化の状況
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/gaiyou/pdf/1s1s.pdf
より以下抜粋。

P2
○高齢化率が23.3%に上昇
・我が国の総人口は平成23(2011)年10月1日現在、1億2,780万人。
・65歳以上の高齢者人口は過去最高の2,975万人(前年2,925万人)。
・65歳以上を男女別にみると、男性は1,268万人、女性は1,707万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は74.3。
・総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は23.3%(前年23.0%)。
・「65~74歳人口」(前期高齢者)は1,504万人、総人口に占める割合は11.8%。
・「75歳以上人口」(後期高齢者)は1,471万人、総人口に占める割合は11.5%。

P3
○平成72(2060)年には、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上
・今後、総人口が減少するなかで、高齢化率は上昇。
・高齢者人口は、いわゆる「団塊の世代」(昭和22(1947)~24(1949)年に生まれた人)が
 65歳以上となる平成27(2015)年には3,395万人となり、その後も増加。
 54(2042)年以降は高齢者人口が減少に転じるが高齢化率は上昇。
・平成72(2060)年には高齢化率は39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上。
・平成72(2060)年には75歳以上人口が総人口の26.9%となり4人に1人が75歳以上。
・前回推計(平成18年12月推計)と比較して、高齢化率は低下。

P4
○現役世代1.2人で1人の高齢者を支える社会の到来
・平成22(2010)年には、高齢者1人に対して現役世代(20~64歳)2.6人。
・平成72(2060)年には、高齢者1人に対して現役世代(20~64歳)1.2人。

P5
○男性84.19歳、女性90.93歳まで生きられる 
・平均寿命は、平成22(2010)年現在、男性79.64年、女性86.39年。
・平成72(2060)年には、男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超える。

P7
○過去最高となった社会保障給付費 
・社会保障給付費全体について、平成21(2009)年度は99兆8,507億円となり過去最高の水準。
・国民所得に占める割合は、昭和45(1970)年度の5.8%から29.4%に上昇。
・社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費について、平成21(2009)年度は68兆6,422億円、社会保障給付費に占める割合は68.7%。

P8
○我が国は世界のどの国も経験したことのない高齢社会を迎えている

2010年の世界の高齢化率 

欧米
イタリア    20.4%
ドイツ     20.4%
スウェーデン 18.2%
スペイン    17.0%
フランス    16.8%
イギリス    16.6%
アメリカ    13.1%

アジア
日本      23.0%
韓国      11.1%
シンガポール  9.0%
タイ       8.9%
中国 8.2%
インドネシア  5.6%
インド 4.9%
フィリピン   3.6%

2060年の高齢化率推計

欧米
イタリア     31%
スペイン     32%
ドイツ       30%
スウェーデン   26%
イギリス     25%
フランス     25%
アメリカ     22%

アジア
日本       40%
韓国       33%
シンガポール  32%
中国       29%
タイ       26%
インドネシア   23%
インド      16%
フィリピン    14% 
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高齢社会白書を厚労省が公表しました。
推計の甘い辛いの判断はございますが、御参考までに。

日本の高齢化率の伸びが突出しており、人生65年時代から人生90年時代に向かっております。
社会保障給付費も100兆にまで膨らみました。

やはり消費増税はやむなしですが、その前にすべき事をしない政府には納得できないですね。


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逆転 新たに8都府県 最低賃金が生活保護下回る

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012071102000107.html
より

 地域別最低賃金で働いた場合の収入が、生活保護の給付水準を下回る「逆転」地域は十一都道府県で、二〇一一年度の最低賃金改定時と比べ、八都府県増えたことが十日分かった。厚生労働省が同日、中央最低賃金審議会の小委員会に示した。 
 社会保険料の増加で手取り収入が減ったことなどが影響した。生活保護の給付水準が賃金より高いと労働者の働く意欲をそぎかねないため、政府は逆転の早期解消を目指す。
 労使の代表者らが参加する同審議会で一二年度の引き上げ幅の議論を進めているが、逆転地域をどれだけ減らせるかが焦点だ。生活保護の受給者数が過去最多を更新し続けており、給付の抑制が課題になっている。
 新たに逆転が判明したのは青森、埼玉、千葉、東京、京都、大阪、兵庫、広島。北海道や宮城、神奈川と合わせ計十一都道府県となった。
 都道府県ごとに決まる地域別最低賃金は時給で示され、全国平均七百三十七円。同省が最新のデータで試算し、逆転は最低賃金で一カ月間働いた収入から社会保険料などを引いた手取り額と、一カ月分の生活保護の給付水準を比べ判断した。
 生活保護のうち家賃などの住宅扶助費が増え、給付水準が上昇。一方、健康保険や雇用保険などの社会保険料の増加で手取り収入が減り、逆転拡大を招いた。
 冬の暖房費の影響で給付水準が高い北海道は、逆転解消に必要な最低賃金の引き上げが時給三十円と最大。東京二十円、宮城十九円と続いた。審議会は、逆転は発生から原則二年以内に解消すべきだとしているが、賃金引き上げが大幅になる場合などは例外として期間延長を認めている。
 経営者側は、賃金を大幅に上げると経営を圧迫し、雇用縮小を招きかねないと反発する。審議会は七月末ごろに最低賃金の引き上げ額の目安を提示。地方の審議を経て十月ごろに改定される。
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勤労・教育・納税を阻害するのは、憲法違反になります。
一方、生存権保障を阻害するのも憲法違反になります。

だから最低賃金を上げるというのは、企業にシワ寄せがいきます。
そのシワ寄せは、働く人に転嫁されます。
都市部では、求人にあたって最低賃金での募集は少ないでしょう。
なので、最賃上昇の問題は、都市部より地方だと考えます。

しかし、都市部でも社員の給与を実際の労働時間で割れば、下回ることが少なくないのでしょうね。

自立支援を断るような、断っているのと同じような、健康上特に問題の無い人の生活保護の打ち切りやその訴訟とか増えますでしょうか。

健康上特に問題の無い人への生活保護はあくまで一時しのぎということで、いわゆる失業保険と同じように期間限定になったりするでしょうか。

失業保険は、「労働の意思及び能力を有するにもかかわらず職業に就くことができない状態」の人に対して、失業給付を支給します。求職の申し込みが必須条件ですし、職安の職業紹介があるにもかかわらず、面接にも行かないような人に対しては、今後規制が入るかも知れません。

職業選択の自由というのも憲法で保障されてますので、職安の職業紹介拒否や自主的ではあっても適正でない名目だけの求職活動と財政状況の逼迫と天秤にかけないといけない状況でしょうから。線引きが難しいので、簡単にはいきませんから、給付期間の短縮になってゆくと思います。

う~ん


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方丈記800周年に今日気付きました

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方丈記は、鴨長明がちょうど800年前の1212年に書いたものです。受験勉強の時に、鴨長明と方丈記と冒頭の「河の流れ~」くらいしか記憶はございませんでした。
今日何故か、ふと800周年に気付きました。

御存知の通り、方丈記は、永遠はものは無く、常に変わり続けるという世の「無常観」を記しています。しかしながら、人の世で起こっている事は方丈記の頃も今も変わらないようです。無常観を記しているのに、人の世で起こることは同じという矛盾に、何とも言えない気持ちです。

また、晩年に至るにつれ、鴨長明の虚しさが増していくのが、読み進めるとより顕著になっていきます。世俗を離れたのに一向に自分自身の心は世俗にまみれたままだと嘆き続けて力尽きるような印象です。いっその事、月亭可朝あたりの嘆き節で留められたら、心安く過ごせたのではないかなと思います。

ネットで現代語訳(やや意訳あり)と併記されていましたので、順序は異なりますが転載致します。

全文は、お時間のある時にでも。
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/houjouki.htm
より抜粋

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【福原遷都】より ⇒ 今の政府に読ませたいです。

 伝へ聞く、いにしへのかしこき御世(みよ)には、憐みを以て国を治めたまふ。
すなはち、殿(との)に茅(かや)ふきて、その軒をだに整へず、煙のともしきを見たまふ時は、限りある貢物(みつぎもの)をさへ許されき。
これ、民を恵み、世を助けたまふによりてなり。
今の世のありさま、昔になぞらへて知りぬべし。

(現代語訳)

 伝え聞くことは、昔の優れた天子の御代には、天子は愛情を持って国を治められた。
すなわち、宮殿の屋根には茅をふいて、その茅ぶきの軒さえ切りそろえることなく、立ち上る煙が少ないのを御覧になると、限られた租税までも免除なされた。
これは、民をお恵みになり、世の中をお救いなさろうとされたからだ。
今の世のありさまがいかに乱れているか、昔と比べればきっとよく分かる。
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【ゆく河の流れ】より ⇒ 方丈記の有名な冒頭です。出世争いに負け、ドロップアウトして、何もかも虚しくなってしまった心境がよくあらわれております。

 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍(いらか)を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ねれば、昔ありし家は稀(まれ)なり。
或は去年(こぞ)焼けて、今年作れり。
或は大家(おほいへ)亡びて小家(こいへ)となる。
住む人もこれに同じ。
所も変らず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中(うち)に、わづかにひとりふたりなり。
朝(あした)に死に、夕(ゆふべ)に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
 
 知らず、生れ死ぬる人、何方(いずかた)より来たりて、何方へか去る。
また知らず、仮の宿り、誰(た)が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
その主と栖と、無常を争ふさま、いはばあさがほの露に異ならず。或は露落ちて花残れり。
残るといへども朝日に枯れぬ。
或は花しぼみて露なほ消えず。
消えずといへども夕を待つ事なし。

(現代語訳)

 ゆく川の流れは絶えることがなく、しかもその水は前に見たもとの水ではない。
淀みに浮かぶ泡は、一方で消えたかと思うと一方で浮かび出て、いつまでも同じ形でいる例はない。
世の中に存在する人と、その住みかもまた同じだ。
 
 玉を敷きつめたような都の中で、棟を並べ、屋根の高さを競っている、身分の高い人や低い人の住まいは、時代を経てもなくならないもののようだが、これはほんとうかと調べてみると、昔からあったままの家はむしろ稀だ。
あるものは去年焼けて今年作ったものだ。
またあるものは大きな家が衰えて、小さな家となっている。
住む人もこれと同じだ。
場所も変らず住む人も多いけれど、昔会った人は、二、三十人の中にわずかに一人か二人だ。
朝にどこかでだれかが死ぬかと思えば、夕方にはどこかでだれかが生まれるというこの世のすがたは、ちょうど水の泡とよく似ている。
 
 私にはわからない、いったい生まれ、死ぬ人は、どこからこの世に来て、どこへ去っていくのか。
またわからないのが、一時の仮の宿に過ぎない家を、だれのために苦労して造り、何のために目先を楽しませて飾るのか。
その主人と住まいとが、無常の運命を争っているかのように滅びていくさまは、いわば朝顔の花と、その花につく露との関係と変わらない。
あるときは露が落ちてしまっても花は咲き残る。
残るといっても朝日のころには枯れてしまう。
あるときは花が先にしぼんで露はなお消えないでいる。
消えないといっても夕方を待つことはない。
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【元暦の大地震】より ⇒ 特に被災地でなければ、神戸の震災や、東北の震災も風化していきます。

 また、同じころかとよ、おびただしく大地震(おほなゐ)ふることはべりき。
そのさま、世の常ならず。
山はくづれて河を埋(うづ)み、海は傾(かたぶ)きて陸地をひたせり。
土裂けて水湧き出で、巌(いはほ)割れて谷にまろび入る。
なぎさ漕ぐ船は波に漂ひ、道行く馬は足の立ちどを惑はす。
都のほとりには、在々所々(ざいざいしよしよ)、堂舎塔廟(だうしやたふめう)、一つとして全(また)からず。
あるいはくづれ、あるいは倒れぬ。
塵灰(ちりはひ)たちのぼりて、盛りなる煙のごとし。
地の動き、家の破るる音、雷(いかづち)に異ならず。
家の内にをれば、たちまちにひしげなむとす。
走り出づれば、地割れ裂く。
羽なければ、空をも飛ぶべからず。
竜ならばや、雲にも乗らむ。
恐れのなかに恐るべかりけるは、ただ地震(なゐ)なりけりとこそ覚えはべりしか。
 
 かく、おびたたしくふることは、しばしにてやみにしかども、その余波(なごり)、しばしは絶えず。
世の常驚くほどの地震、二、三十度ふらぬ日はなし。十日・二十日過ぎにしかば、やうやう間遠(まどほ)になりて、あるいは四、五度、二、三度、もしは一日(ひとひ)まぜ、二、三日に一度など、おほかたその余波、三月(みつき)ばかりやはべりけむ。
 
 四大種(しだいしゆ)のなかに、水・火・風は常に害をなせど、大地に至りては異なる変をなさず。
昔、斉衡(さいかう)のころとか、大地震ふりて、東大寺の仏の御首(みくし)落ちなど、いみじきことどもはべりけれど、なほこの度(たび)にはしかずとぞ。
すなはちは、人皆あぢきなきことを述べて、いささか心の濁りも薄らぐと見えしかど、月日重なり、年経にしのちは、言葉にかけて言ひ出づる人だになし。
 
(現代語訳)

 また、同じころだったか、ものすごい大地震があったことがある。
そのさまは尋常ではなかった。
山は崩れ、その土が河をうずめ、海が傾いて陸地に浸水した。
大地は裂けて水が湧き出し、大きな岩が割れて谷に転がり落ちた。
波打ち際を漕ぐ船は波の上に漂い、道行く馬は足の踏み場に惑っている。
都のあたりでは、至るところ、寺のお堂や塔も、一つとして無事なものはない。
あるものは崩れ、あるものは倒れている。
塵や灰が立ち上って、もうもうとした煙のようである。
大地が揺れ動き、家屋が倒れる音は、雷の音とそっくりだ。
家の中にいると、あっという間に押しつぶされかねない。
かといって、外に走り出れば大地が割れ裂ける。
羽がないので、空を飛ぶこともできない。
竜であったなら、雲にでも乗るだろうに。
これまでの恐ろしかった経験の中でも、とりわけ恐ろしいのは、やはり地震だと思った。
 
 このように、大揺れしたのは少しの間でやんだが、その余震がしばらく続いて絶えなかった。
ふつうでも驚くほどの地震が、二、三十回揺れない日がない。
しかし、十日、二十日とたつうちに、しだいに間隔があき、ある日には一日に四、五回、それが二、三回になり、もしくは一日おき、二、三日おきに一回というふうになり、だいたい三ヶ月くらい余震が続いただろうか。
 
 四大種(地・水・火・風)の中で、水と火と風は常に害をなすものだが、大地の場合はふつうには異変を起こさない。
昔、斉衡のころとかに、大地震が起きて、東大寺の大仏のお首が落ちたりして大変だったらしいが、それでもやはり今度の地震には及ばないとか。
その直後には、だれもかれもがこの世の無常とこの世の生活の無意味さを語り、いささか欲望や邪念の心の濁りも薄らいだように思われたが、月日が重なり、何年か過ぎた後は、そんなことを言葉にする人もいなくなった。
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