塩野七海の新刊だ。
ルネッサンスという難しい時代において、
十字軍遠征において無血エルサレム解放を成し遂げ、
ローマ法王との対決の中で、
当時としては完ぺきに考えられない、
法治国家の建設を成し遂げ、
自らの意志を貫いた男の生涯。
読み応えのある二冊だった。
塩野七海の著作はほぼ全部読んでいるtが、
これは特に読んでいて感動する部分が多い。
しかし、彼の作り上げた法治国家も宗教という当時の絶対的な権威と、
後継者に恵まれずもろくも崩れ去った・・・。
それにしても壮大なことを成し遂げるには、
豊臣秀吉に黒田 官兵衛、竹中半兵衛ありのごとく、
騎士階級、宗教階級に人材ありだ。
何事を成し遂げるにも人というのが重要なカギを握っているということだろう。
歴史に興味のある方もない方も一読を進められる一冊だ。
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投稿日 2014-01-29 09:46
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-02-02 23:32
ワオ!と言っているユーザー