政党が行うオンライン党大会において、リアルタイムの投票採決を「e投票」が実現しました。 オンラインで行う党大会において、事前に全国の議員に送付した個別URLにより「e投票」にログインし、採決に参加するものです。 一度に大量のアクセスがある運用となりますが、「e投票」システムは瞬時に集計結果を表示しました。
長きに渡った事務所工事も、ひとまず完成です。 ①四半世紀にわたり、風雨に耐えた事を印象付ける外看板。 ②塗装されていない鉄でできた、エントランスのロゴは、磨き続かなければ錆びる、エンジニア達への戒めでもある。 などなど、中に入っても楽しい空間となっています。 ちなみに、コクヨ家具の購入はウルトラさんにご尽力いただきました。
事務所のエントランスに使うコンクリートパネルは、普通のきれいなものではなく、繊維が見えたり濃淡のある下地材。 ビス止めするから、欠けたりひびが入ったりもあるだろう。 全体にきれいなコンクリートで描かれたパースの右側の壁面だけを、完成に近いイメージで加工してみた。 そうそう、こういうテーマパーク感、ストーリーがある壁。 僕たちは順風満帆で進んできたわけではない。 汚れ、傷つきながら、必死に頑張ってきた。 むしろウェザリングでストーリーを刻みたい。 曲げなどフレキシブルに対応できる材は、下請け企業の素肌を表現するにふさわしいコンクリートウォールだ。 正面のロゴは、さび止め加工なしの鉄。 鉄は錆びる。 だから磨き続けろ。 僕のエンジニアへの思いがここにある。
「e投票」チームの東京ブランチは、デモンストレーションを見ていただくためのTV会議スタジオの機能を有した会議スペースなので、一般の事務所とはちょっと違う雰囲気です。 TV会議機材以外の内装はエステサロンのようです。 現地から「コートハンガーが欲しい」との要望があったので、思いっきりエステサロン風のコートハンガーを送っておきました。 ちなみに、東京ブランチに女子はいません^。^ #グラント #e投票 #電子投票
「e投票」は20年前の自分がマンション管理組合の理事長として必要だったシステムを、リーマンショック時の12年前に社員の雇用維持のために開発を決断したシステム。 いわゆるガラ携時代、i-Modeなどで投票する選挙や総会決議のシステムだ。 研究開発のようなプロジェクトで、当初は顧客に相手にもされなかったが、そのうちある学術学会で採用された。 熱い思いだけを伝えたのが幸いし、マンション業界大手でも採用され始めた。 スマホの台頭で世間の風向きが変わった。通信インフラも進化し始めた。 当初から各種団体の法規に準拠していたこともあり、実際の総会や選挙をたくさん経験し始めると、システムは実運用に則した形で格段に成長し、おおよそすべての団体に対応できるバリエーションが完成していった。 選挙や投票のシステムの機能は、設計者が事前にフローチャートで示せるようなものではなく、その80%が法規の順守やイレギュラーな操作、団体固有の文化を具現化することにある。現場でしか得られない仕様がどんどん盛り込まれた。 それでも、売り上げは思うようには伸びなかった。 僕たちは考えていた。 「ああ、いつか営業力のある大きな会社が、このシステムに気付いてたくさん売ってくれるに違いない」 2019年末、資金力のある会社にプレゼンをする資料を作成するために、僕たちは古い友人でもあるコンサル企業を訪問することになった。 ビジネスモデルの確認や市場規模調査が進むにつれ、話は妙な方向へと向かった。 ともかく、答えはシンプルだった。 ---【自分で売った方がいい】--- それが結論だった。 長年待ち続けた救世主はとうとう現れなかった。 やれやれ、結局僕たちが最後までやるしかないと理解した。 早速、コンサルの提案どおり、説明資料を一からから作り直した。 広告チューニングを素人レベルではなく、プロフェッショナルなレベルに引き上げた。 10年以上行ってきたWeb戦略もさらに強化した。 顧客が見るメディアを調査して、広告を集中させた。 するとどうだ。 毎日たくさんの問い合わせがあり、毎日たくさんの発注をいただけるようになった。 システム開発事業では下請けでお仕事を頂くような巨大企業や有名団体も、続々と採用名簿に名を連ねる。 さらに言えば、コンサルが行った市場規模予測が良い方向へ桁違いに間違っていた。 「e投票」を必要とする団体数は、コンサルの予想をもはるかに上回る市場規模があることを現場で知ることになる。 いま、話題になっているオンライン総会(総会外部出席)機能は、通信インフラが不十分であった2014年に既に開発済み。 コロナウイルスの影響で需要が高まり再テストした結果、現在のインフラでは快適に動作していた。 毎日深夜まで対応するチームに支えられながら、10年分の仕事をしている。 そういえば、救世主は12月25日生まれと昔から決まっている。 やっぱり僕がやるのね。
新型コロナウィルスの影響で、人が集まることに関する恐怖感が生まれました。 少々の体調不良では無理をしてでも出勤するのが美徳のように思われていた時代もあるだけに、総会でも責務を果たし、周囲の皆さんと良好な関係を維持したいという気持ちは痛いほどわかります。 しかし、その体調不良の原因が「風邪」や「インフルエンザ」などの感染症の場合、出席することがむしろ周囲の皆さんには迷惑と感じられてしまいます。 しかし一方で、総会の会議は、議決権総数の半数以上を有する組合員が出席して(定足数が満たされて)、はじめて成立します。 また、議案の決議に必要な議決件数は、普通決議の場合、区分所有者及び議決権の各過半数、特別決議の場合、区分所有者及び議決権の各4分の3以上等、管理規約上に明記されています。 その為、無届で欠席した場合、総会成立要件や、議案の可決要件を満たさなくなる可能性が十分にあります。 「e投票」を導入している管理組合であれば、「出席」から「議決権行使」や「委任」への変更も、自宅や滞在先から簡単に行う事が可能です。 集計は自動で行われ、開催要件や可決条件も一目で確認できるため、事務局もあわただしい作業をすることはありません。 この機能は、マンション総会だけではなく、株主総会や学術学会の総会(大会)でも使用できます。 また、総会をオンラインで視聴しながら出席する、オンライン総会機能もオプション追加が可能です。 https://www.e-tohyo.com/