ご冥福を祈ります<ホセ・ムヒカ>元大統領
5月
14日
13日、清貧な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイの第40代<ホセ・ムヒカ元大統領>がなくなられています。89歳でした。
「ペペ」の愛称で知られ、報酬の大半を寄付して自身は農場で暮らすなど質素な生活ぶりが日本でも人気を呼び、また、ドキュメンタリー映画『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』が製作されています。
1935年5月20日首都モンテビデオ生まれ。1960年代に社会主義思想に傾倒。極左ゲリラ組織、民族解放運動(トゥパマロス)メンバーとして政治家誘拐などに関与、1985年の軍政終了まで10年以上投獄されました。
1995年以降、下院議員や上院議員、農牧・水産相を歴任しています。2010~2015年大統領を務めました。上院議員だった2020年、高齢などを理由に政界引退を表明しています。