iPhoneに生成AI搭載@アップル
6月
11日
10日、米アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの基本ソフト(OS)に生成AI(人工知能)システム「アップルインテリジェンス」を搭載すると、米カリフォルニア州の本社で開いた年次開発者会議で発表しています。
音声アシスタント「Siri(シリ)」を刷新。音声やテキスト入力で指示すると、対話の文脈を理解して検索結果を示したり、アプリを操作したりできるようになります。
対応するのはiPhone 15 Pro/Pro Maxおよび、M1以降を搭載したiPadとMacで、対応OSは今秋から米国で試験提供を開始。英語から始め、来年にかけて他の言語に広げます。
米オープンAIが開発した最新の基盤モデル「GPT―4o(オー)」にも対応し、「Siri(シリ)」で「チャットGPT」を使えるようにします。出遅れが指摘される生成AI分野で巻き返しを狙います。