帝国データバンクは24日、弁護士法人の「東京ミネルヴァ法律事務所」が東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表しています。負債総額は約51億円で、弁護士法人の倒産としては過去最大としています。 会費の未納が発生していたため、第一東京弁護士会が破産を申し立てていたといいます。今月10日に総社員の同意により解散していました。 「ミネルヴァ法律事務所」は2012年4月に設立し、個人向けの債務整理などで急激に規模を拡大していました。過払い金請求訴訟やB型肝炎給付金請求訴訟を手掛け、積極的なテレビCM展開で知られていました。